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WORDS BY近藤 英恵
POSTED2021/10/13
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こんにちは、GA MAG.編集部の近藤です。

突然ですが、「宅地建物取引士」をご存知でしょうか?
通称「宅建」と呼ばれ、不動産取引の専門家であることを証明する国家資格です。
不動産売買を営むGAテクノロジーズは、この資格の取得に力を入れています。

そこで今回は、内定者向けに実施されている「宅建合格サポート」を紹介します。

“わかりやすい成果”は稀

「成長できる環境で働きたい」

就活の軸として成長を意識する人も多いのではないでしょうか。
では、どんな時に成長を感じるか。
それは「成果を出した時」や「できないことができるようになった時」だと言われています。

しかし、“わかりやすい成果”は稀です。

一つの仕事を最初から最後まで自分ひとりの手でやり遂げることなどほとんどありません。チームとしての成果があり、そこから自分はどのように成長したのか振り返り、分析する必要があります。
また、できなかったことができるようになったとしても、感覚的なものが多くはっきりと証明することも難しいです。

ですが、“わかりやすい成果”がゼロということではありません。
GAの場合、それは宅建の取得です。
しかも、配属部署や業務内容を問わない成果であり、国家資格という折り紙つき。

「宅建取得」がなぜ成果なのか?

では、宅地建物取引士の取得は会社にどんな影響を与えるのでしょうか。

宅地建物取引士とは、不動産取引の専門家であることを証明する資格。
不動産の販売や、不動産にまつわるプロダクトの企画に従事する上で、その道のプロフェッショナルであることはGAが提供するサービスの品質向上に繋がります。

しかし、宅建試験の合格には500時間ほどの勉強が必要と言われており、一日2時間勉強しても、8ヶ月ほどかかる。仕事をしながらの勉強は容易ではありません。

そのためGAでは、原則ビジネス職の内定者*に対し入社前に宅建試験の受験を呼びかけ、入社前から不動産のプロとしての意識を持ってもらえるよう、人事が主導となって内定者を支援しています。

*すでに宅地建物取引士の資格を保有している人は除く。
また、技術職であっても本人の希望があれば「宅建合格サポート」を受けることができる。

宅建合格サポートの取り組み

「宅建合格サポート」は新卒採用人事が中心となって下記に取り組んでいます。
(後述しますが、今年、つまり22卒内定者への支援は人事ではない先輩社員によるサポートも実施しています。)

  • 教材の支給(教材指定あり)
  • オンライン形式の模試(合計4回)
  • 内定者への個別フォロー
  • 要点と一問一答の配信(毎日)

まず内定承諾後、指定教材を使って自主勉強を進めてもらいます。宅建試験は例年10月に開催されるため* 、9月に2回、10月2回の合計4回オンライン形式の模試を行い、模試の結果に応じて1on1形式の個別フォローを実施。内定者からの相談でもっとも多いのは、モチベーションの維持について。宅建取得によるメリット、そしてGAグループが大事にしている価値観「GAGS*」の体現が自己の成長に繋がるということを、内定者が納得できるまで説明していきます。

*2020年度、2021年度は新型コロナ感染拡大防止の観点から10月12月と2グループに分けて試験を実施
*GAGS:GAテクノロジーズグループが大事にしている価値観のこと

先輩社員によるボランティア

先ほど主な取り組みの一つで紹介した「要点と一問一答の配信」
これは今年の4月に入社した21卒の先輩社員が、

  • 試験範囲の知識をまとめた要点
  • 宅建の一問一答

これを土日祝日を含む毎日、内定者へ配信する活動です。
シンプルな取り組みに見えるますが、業法・民法など多岐にわたる試験範囲すべての要点をまとめ、一問一答を作成する作業は楽ではありません。

発起人である白井さんに話を聞いてきました。

QUESTION.内定者向けの「宅建合格サポート」は人事が主導しておこなってますが、白井さんはなぜそのメンバーとして参加したのですか?

白井
僕も内定者の時に宅建に合格していて、昨年は宅建合格サポートを受ける立場でした。勉強を進める中で、もっとスムーズに内定者が合格できるサポートができるのでは?と考えるようになったのがきっかけです。

当時から教材の購入費負担や模試を実施していただいていましたが、言い換えるとそれっきり。宅建は入社後いくら役に立つものだとしても、内定者のうちは実感が湧きませんし、やれと指示されるだけでは勉強も捗りません。

僕は内定者インターンをしていたこともあって、人事側が宅建合格者数を増やしたい気持ちも、内定者の中で宅建勉強への考えにバラツキがあったことも知っていました。

なので、具体的な打ち手が浮かんではいないながらも、漠然と宅建勉強に関するコミュニケーションは変えたいと思っていたんです。

QUESTION.当事者だったからこそできる改善に挑んでるんですね。では新しくスタートした「要点と一問一答の配信」が宅建勉強に関するコミュニケーションを改善する施策ということでしょうか?

白井
そうですね、施策の一つです。

まずは、ベースとなるコミュニケーションのスタンスについて、同期で人事の和田くんと議論しました。内定者自身が宅建を取りたいと思えることを重視する方針になり、今ではなぜ宅建が必要なのか、宅建を持っているとどう業務に役立つのかなど、一つ一つを丁寧に説明することから始めています。

納得感を持って取り組める環境をつくるようにしたんですね。

白井
そうですね。
もちろん、去年も宅建に合格するメリットなどは共有していただいていました。
今年はより丁寧にひとりひとりへ共有することで、人事側も一緒に頑張っているというメッセージを伝えるようにしています。

それに加え、人事やGA(企業側)から内定者に向けて具体的に勉強に役立つ知識や情報を発信することも大事だと思っていて、それが「要点と一問一答の配信」です。

宅建は適切な方法で適切な量を勉強すれば合格できる資格です。

でも、内定者の多くは初めて宅建勉強をするので、効率のいい勉強方法を知らないわけです。そうした中で「テキストはこれです!あとは勉強あるのみ!」と委ねてしまうのは、あまりにももったいない。

過去問を繰り返し解くことで見えてくる注意点やつまづきポイントを、あらかじめ共有して学んでもらう。そうすると一回目のインプットから要点や頻出傾向の高い部分を意識することができます。僕は自分が学んだことを誰かに伝えたり、要点をまとめたりすることが得意だったこともあり、誰もやっていないのであれば僕がやろうと。

10月の試験までにどのようなスケジュールで、どんな内容を配信するか、大枠を決めて7月26日から要点と一問一答の配信をスタートしました。

QUESTION.さらっと話してますが、毎日要点をまとめて一問一答を作るのって楽じゃないと…。どれくらい時間をかけてるんですか?

どんな内容をいつ配信するか。これはもう決めてあるので、テーマを選ぶ時間はかかりません。

<ポイント解説配信スケジュール>

配信を始めた最初の方は、数日分の要点や一問一答をまとめて作っていたのですが、まとまった時間を確保しネタを仕込む方法より、配信前夜に一日分を集中して作った方が習慣化しやすく、今は毎日1時間から1時間半くらいをかけて作るようにしています。配信するからには間違った情報があってはいけないので、GAの指定教材以外のテキストも参考にしたり、法律の条文を確認したりすることもあります。

<配信してきた要点>
QUESTION.まさにGAGSを体現した取り組みですね。宅建試験が近づきコンテンツの配信は終了しているようですが、内定者の宅建合格サポートについて今後なにか考えていることはありますか?

白井
正直、全く考えられていないです(笑)。ただ、来年も今年のようにガッツリ僕が入っていくことはないのかな、と。

今回のサポートを通じて、配信スケジュールや要点・一問一答などのコンテンツが一つの資産にはなっているので、来年は後輩の誰かや人事の方がこの資産を活用してくれたらと思っています。

ただし、価値のある資産になっているかどうかは実際の合格者数で判断されるものでもあり、この取り組みが「正解」とは限りません。

僕自身が自分で感じた課題と向き合って今回の施策を実施したように、次は誰かが僕たちのやり方に感じた課題を改善していく流れになればいいなと思っています。

さいごに

冒頭、「成長できる環境で働きたい」と書きましたが、この言葉は大事な要素がごっそり抜け落ちていると思っています。それは、自己を成長させるのは環境よりも己の行動・思考あってこそ、ということです。

不動産業界を変革する。このミッションをGAが掲げる限り、GAの内定者や社員が宅建勉強に力を入れることは変わらないでしょう。不動産売買の実業とそれに関わるプロダクト開発を一社で実現している、GAの強みであり、特徴を支える重要な資格。今後もGAでは、リアルとテックの融合で新しい不動産体験を創造していきます。

EDITOR’S PROFILE
近藤 英恵
2018年新卒でGAテクノロジーズに入社。Communication Design CenterのPR Teamに所属し、GAテクノロジーズのコーポレートPRやサステナビリティ推進に従事。GA MAG.の動画企画を中心に、POPめな内容を発信しています!ツイッター気軽にフォローしてください✨
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Twitter:@Konchanmax10
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