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【CEO Special対談】 ベンチャーで、グローバルキャリアは創造できるのか。

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Jun

18

Thu

WORDS BY佐久間 麻穂
POSTED2020/06/18
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はじめまして!
人事で長期インターンとして働いている2021年卒内定者の佐久間です。

今回は、6月5日に開催したAnyMind Group株式会社様とのコラボイベント「急成長ベンチャーCEO special対談! グローバルな活躍を志す日本の若者に伝えたいこと」のレポートをお届けします!

プライベートで交流のある弊社代表の樋口と、AnyMind Group CEOの十河宏輔氏。このお二人の「何か一緒にやりたいよね。」という何気ない会話から始まったのが今回のイベントです。

テーマはベンチャー x グローバルキャリア

シンガポールで創業し、現在アジア17拠点でビジネスを展開するAnyMind Groupの十河氏。そして、「世界のトップ企業を創る。」というビジョンを掲げ、今期から海外展開を予定するGAテクノロジーズの樋口。

創業当初からグローバルでのビジネス展開を見据えていたお二人の体験談をベースに、社会人一年目の失敗談やストレス発散法といった経営者を身近に感じるような話から、国内ビジネスと海外ビジネスの違い。そして今後の展望などを語っていただきました。

今回の記事では、当イベントのパネルディスカッションの一部をお届けします。
お二人の対談の雰囲気を少しでも感じていただけますと幸いです。

創業理由や当時の思いについて

24歳でサッカー選手になるという夢を諦め、ビジネスマンへ転身した樋口。「当時はFinTechやHRTechといったレガシーな業界にテクノロジーを入れるビジネスが流行っていたので、不動産業界にも必ずその波が来ると思った。」と創業理由を話していました。
背景には、孫正義氏の正伝『志高く』に影響を受けて抱いた「IT・インターネットビジネスをやりたい」という思い。そして、「プロのサッカー選手にはなれなかった。だからこそ、ビジネスではグローバルで活躍することが出来るビジネスマンになる」という決意があったそうです。

一方、新卒で入社した会社にて最年少で取締役となり、その後AnyMind Groupを設立した十河氏。もともと「起業したい」という思いが強く、前職では海外拠点のCEOを務めていた経緯もあり、経営の面白さや魅力を感じていたことがAnyMind Groupの起業へと繋がったとのこと。

「なぜ最初からグローバルでビジネスを展開したのか?」という問いに対して、「東南アジア諸国の熱量と伸びを肌で感じていたから。そこに対して自分たちも勝負したい。そして、よりその成長を促すことが出来るような事業を作りたいと思った。」と話していました。

また、創業当時の苦難について質問を受けた際には、お二人ともチーム作りが大変だったと回答。

「自分がエンジニアのことを全く知らなかったので、エンジニア採用には非常に苦労した。」と採用面に課題を感じていた樋口。プログラミングスクールに通うことでエンジニアリングに対する理解を深めたり、技術顧問をつけたりすることによって課題を乗り越え、開発組織作りを進めてきました。

それに対し、十河氏は「国籍や話す言語も違い、カルチャーの異なるメンバーが多い中でのチーム作りは大変だった。しかし、会社が成長するにつれて優秀な人材が集まるようになり、カルチャーもブラッシュアップされてきた。」と当時を振り返っていました。

海外から見た日本の可能性、事業領域について

「この先、海外ではどういったビジネスが伸びていくのか?」「なぜ今期、海外の展開を見据えているのか?」という質問に対して、樋口は「会社として「世界のトップ企業をつくる。」という壮大なビジョンを掲げているので、海外展開は絶対やっていかなければならないこと。」と回答。

その上で、「急成長を遂げている東南アジアと、先進国では戦い方が違うと思っている。東南アジアでは、そもそも先進国で当たり前のことが整っていなかったり、近年整い始めたばかりという状況なので、日本で培ったノウハウを活かすことが出来る余地があると考えている。一方、先進国は既にマーケットは成熟しているが、技術力に差はないと感じている。なので、不動産テックの場合、技術的な特異点があればグローバルでもまだまだ勝負することが出来る。」と海外展開に対する考えを話していました。

同質問に対して十河氏は「テックの領域、ネットの領域にはまだまだ伸びる可能性があるところはある。例えば、日本のEC利用率は、全体の消費に対してそこまで高いわけでもない。なので、まだインターネットの世界でいうといろんな領域に伸び代があると考えている。」とのこと。

また、ビジネスをする上でマーケットサイズは非常に大切と話す十河氏。「日本の1.3億人のマーケットを見ている会社と、アジア全体で約40億人のマーケットを見ている会社ではポテンシャルが全く違う。そこは会社として創業から大事にしているポイントなので、今後も50億人、60億人を見据えた事業展開・拡大が出来るようにしていきたい。」とグローバルでの事業拡大に対する意欲を見せていました。

日本の将来を担う学生の皆様へのメッセージ

 「皆さんにお伝えしたいのは、仮に10年間就職活動をしたとしても100点の会社は絶対に見つからないということ。目の前に選択肢が多かった人ほど、入社後に少しでも課題が見つかると「あの時、別の会社を選んどけばよかった」と過去の選択に対して後悔する。そういった時にどうすべきかというと、自分の選択を100点にする努力しかない。」と熱く語る樋口。

目の前の課題や現状に対して言い訳をせず、よりよい成果を出すためにはどうすべきかを考え、勝つまでベストを尽くし続けること。それが成功する会社と活躍するビジネスマンの共通点だと話していました。

また、「自分ならどういう会社を選ぶか?」という質問に対して「自分なら、圧倒的なスピードで成長している会社、伸び続けるポテンシャルのある会社を選ぶ。」と話す十河氏。その理由として、「これからも伸びていく会社はポジションがどんどん空くため、裁量のある仕事に就ける可能性が高い。そういった仕事に就くと自分の可動領域を広げることができ、なおかつ自身の市場価値を高めることができる。大切な新卒1年目から3年目の時期だからこそ、そういった会社を選ぶ。」と学生の皆様にメッセージを送っていました。


今回のイベントは、お二人が対談している様子をリアルタイムで配信するというGA初のオンライン対談イベントでしたが、200名以上の学生さんにご参加いただき、たくさんの嬉しいご感想をいただきました!

「ワクワクした。卒業まで残り少ないがなんでもチャレンジしてみようという気概が持てた。」

「まるで社会人訪問をしたような、リアルで貴重な情報を多く得ることができた。」

「ファーストキャリアについて悩んでいたこともあり、非常に有意義な時間だった。新興国で仕事がしたいという自分の決断に少し自信を持てた。」

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

対談を目の前で見ていた私自身、2人の一度決めたことを絶対に成し遂げるという強い意志を感じ、すごくパワーをいただきました。画面越しではありましたが、急成長している会社のCEOとして最前線で走っている2人だからこそのリアルな意見や価値観をお伝えできたのではないかなと思います。

これからもこのようなイベントをたくさん開催していきますのでお楽しみに!

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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EDITOR’S PROFILE
佐久間 麻穂
1998年生まれ。香川大学経済学部在籍。
新卒採用、中途採用、組織開発チームにて日々奔走中。
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