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X-Hackathon 2020 開催レポート

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新卒採用 エンジニア X-Tech 人事より

Jul

16

Thu

WORDS BY鶴見 僚真
POSTED2020/07/16
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みなさんこんにちは!GA technologies(以下GA) エンジニア新卒採用担当の鶴見です。
先日、GAとしては史上初となる、オンライン形式でのハッカソン「X-Hackathon 2020」が開催されました。

今回のGA MAG.では、X-Hackathonでは実際にどんなことをしていたのか、その内容についてレポートしたいと思います!

X-Hackathonとは?

GAでは毎年、エンジニアを目指す学生向けのサマーインターンシップとしてハッカソンを開催しています。今回は22年度の新卒学生に向けての開催だったのですが、コロナ禍の影響もあり、完全オンラインで実施する運びとなりました。

X-Hackathonでは、GAのビジネスモデルである、“X-Tech”をテーマとしています。普段GAが取り扱うX-Techはアナログな業界のDX推進がメインですが、X-Hackathonではもう少しその範囲を広げ、世の中に存在するありとあらゆるアナログな事象をテクノロジーの力で解決することが目的となります。

期間については例年同様2日間で、今回は6/27-6/28にかけて実施しました。限られた時間の中で、どれだけ成果が残せるかの真剣勝負です。

期間中は、チーム対抗でアイデア出し〜実際の開発〜プレゼンまで行います。ここまでは通常のハッカソンと同様ですが、X-Hackathonでは、実際にGAで活躍するエンジニアもメンターとして各チームに1名ずつ参戦します。彼らはただ相談役として参加するのではなく、一人のエンジニアとしてチームにフルコミットします!X-Techの最前線で活躍するエンジニア達と一緒に“プロのエンジニアの働き方”を体験することができるのも、X-Hackathonの醍醐味の一つです。

今回そんなメンターの役割を務めたのはこちらの方々です!

また、各チームのモバイル周りの開発サポート専門のアドバイザーも参戦しています。

オンラインハッカソンならではの工夫

普段はオフラインで開催しているハッカソンですが、オンラインで開催するにあたって、様々な物事をオンライン仕様に変更しました。

①開発用に各種ツールを用意

オフライン開催の場合、最低ラインとしてメモ用紙とPCさえあればアイデア出しから開発、プレゼン準備まで行えますが、オンラインでは紙もホワイトボードも使えません。そこで、今回は役割別にツールを用意しました。

ホワイトボード : miro

オンラインで複数人が同時に編集できるmiroというサービスを使いました。
ただ付箋を貼り付けるだけでなく、プロダクトイメージやコードの共有、議事録まで幅広く利用することができます。
オンラインMTGツールを組み合わせることで、よりスムーズに物事を決められます。ブレストに利用しているチームが多かった印象です。

日中帯のチーム開発 : Zoom

言わずと知れたオンラインMTGツール。今回のハッカソンでもメインの開発はZoomで進めました。
チームごとにブレイクアウトルームを作成し、その部屋の中で開発を進めていただきました。Zoomのアプリが落ちてしまっても、運営が常に待機しているのですぐに元の部屋に戻ることができます。

夜間帯の開発 : Whereby

夜間の開発では運営陣がZoomのホスティングをすることができないため、会員登録不要、アプリ不要、URLにアクセスするだけで使えるWherebyを利用しました。また、モバイル専門のアドバイザーへの相談部屋についても、このWherebyで用意しました。上の写真はその専用MTGルームでの一場面です。

②CDOがオンラインで登壇

今回は特別ゲストとして、GAのCDO(最高開発責任者)の遠藤も登壇しました。ハッカソンの取り組みに関するコメントのあと、GAのエンジニアリングで大切にしていることについて講演してもらいました。GAやハッカソンという枠にとどまらず、エンジニアを志す方であれば誰もが参考になるような内容で、非常に有意義な内容だったと思います。講演内容の全てをここではお伝えすることができないのが非常に残念です・・・!

③懇親会もオンラインで!

プレゼンの後はハッカソンで競い合ったメンバー同士で懇親会を実施しました。オフラインでは一部屋に集まって交流する立食形式が多い懇親会ですが、Zoomは一部屋に人を集めると会話がしにくくなってしまうため、近くにアイコンがある人とだけ会話ができる、SpatialChatというサービスを利用しました。

懇親会は二部構成となっており、第一部はチームメンバー同士での振り返りと、メンターからのフィードバックをする時間としました。第二部では各自自由に部屋を移動して会話する形式としましたが、あまり自由過ぎても会話に困ってしまうため、運営陣であらかじめトピックを決めた部屋をいくつか用意することで会話の糸口を見つけやすくしました。上の画像は第二部の様子ですが、就活相談部屋やアイドルについて語る部屋が自然と出てくるなど、みなさん早々にSpatialChatを使いこなしていました!

ハッカソン参加者の声

今回ハッカソンに参加した方からは以下のような感想をいただきました。

Good👍

  • 自分の実力不足を再確認することができたと同時に,勉強しなければならないモノが明確になった2日間でした
  • 2日間で動くアプリを作ったのは初めての経験だったので、自信になりました。
  • 現場のエンジニアさんからコードを見てもらったり,書き方に対してアドバイスを頂いたりする機会は初めてだったのでとても良い経験になりました.

More💪

  • spatial.chatはとてもいいツールだったのですが、重かったのが少しだけ残念でした。
  • オンラインだと意思疎通がしづらい、対面の方がチーム内の進捗を把握しやすい

いただいた貴重なご意見は次回以降の改善に活かしていきたいと思います。
ちなみに、ハッカソンを通じて何か学びがありましたか?というアンケートでは、5点満点中4.85点という非常に高い結果となりました!今回のハッカソンで得た学びは、ぜひ今後の開発にも活かしていっていただきたいと思います。

おわりに

オンラインハッカソンという初の試みではありましたが、みなさんのご協力のおかげもあり、無事に完遂することができました。出来ない理由ではなく、出来る理由を探していくGAらしい取り組みになったかと思います。

また、ハッカソンに限らず、GA technologiesではコロナ禍の影響下でもオンラインで積極的に採用を進めています!テクノロジーで世の中のアナログな課題を解決していくX-Techに興味のある方、ぜひ一度お話ししましょう!
みなさまからのご応募をお待ちしております!

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。


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EDITOR’S PROFILE
鶴見 僚真
2015年に明治大学を卒業後、ベンチャー企業でインフラエンジニアと人事に従事。その後2020年1月にGA technologiesに入社。
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