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これで丸分かり!GAテクノロジーズの宅建事情

~体験談&オススメ勉強法~
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新卒採用 社員インタビュー 内定者 福利厚生

Jan

28

Thu

WORDS BY森泉 美佳
POSTED2021/01/28
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こんにちは!GA MAG.編集部の森泉です。
現在22卒内定者としてEmployee Success Centerでインターンしており、主に新卒の採用活動と広報の業務を担当しています。

新年を迎えて早1ヶ月が過ぎようとしています。
みなさん、今年の目標は決まりましたか?
私は、「宅地建物取引士」(以下「宅建」)の資格取得に向けて着々と動き始めております。

今回は「宅建」をテーマに、その重要性をはじめ、GAテクノロジーズならではの取り組みや役立つ勉強法などを宅建プロジェクトの関係者である李さんと堀川さん、そのほかにも合格を手にした方々にお話を伺いました。

PROFILE
  • Process Management Department
李 紅梅
大学院修了後、約8年間不動産会社でコンパクトマンションの投資セールスとして従事し、2018年6月にGAテクノロジーズに入社。セールス時代に培った経験をもとに投資セールス部門の契約チームのマネージャーを務める。
  • Product Development Division
堀川 佳夢偉
新卒でweb制作会社に入社し、ディレクターに従事する。2017年にGAテクノロジーズに入社。Product Development Divisionに所属し、現在は社内プロダクトの開発者とプロジェクトマネージャーを務め、主に社内の課題解決や業務効率化を担当する。

宅建とは?なぜ宅建が必要なの?

― まず、宅建を知らない方のために、改めて宅建とは何か、簡単に教えていただけますか?


:宅建や宅建士とは「宅地建物取引士」の略です。土地や家を買ったり売ったりする機会は人生において多くなく、金額も大きい契約ですので心配になりますよね。宅建士は、宅地の売買や交換、貸し借りの取引を円滑に進める上で、お客様に対して公正かつ誠実に重要事項の説明をします。

また、不動産業を営む者して、従事する者の5人に1人は会社の専任取引士(※1)として宅建の資格を持つ必要があります。直接取引に関わる人は、プロフェッショナルとしても社会のルールを守るためにも宅建を取得する必要がありますし、資格を持つことが当たり前だと思っています。つまり「宅建(または宅建士)」は不動産取引の専門家を意味する資格なんです。

(※1)不動産業を営む場合、各事務所で5人に1人以上の専任の成年の宅地建物取引士を設置しなければならない。

― GAテクノロジーズグループでは、この1年間で200名以上社員(※2)が増えました。社内の宅建保有者を増やすために具体的にどのような取り組みをしていますか?


:私は社内で、最も契約に携わるチームに所属しています。契約業務の最前線に立つ私たちが、率先してみんなを引っ張っていこうと思い、社内の宅建保有者を増やすためのプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトは毎年担当者が違うので内容も変わりますが、去年はお祝いキャンペーンを実施し、事前に「受かります!」と意思表明した受験者のうち、合格したメンバーにお祝いを渡していました。
セールスとそれに関わる部署には、絶対に資格を取ってほしいと考えています。

一方、会社全体ではエンジニアとコーポレートが全体の5割弱を占めています。またお客様に直接関わらなくても、宅建を持っていることは確実に業務理解につながるので、セールス以外の方にも積極的に挑戦してほしいと考えています。

私がおもにしていたことは、勉強場所の提供や時間の確保など、それぞれの勉強をサポートすることです。各部署の中でチームを組んでもらい、互いに勉強方法を共有したり、定期的にミニテストをしました。

(※2)GAテクノロジーズグループの社員数は、347名(2019年10月末時点)から571名(2020年10月末時点)に増加しています。

― エンジニアの堀川さんは宅建を取る必要はあまりないように思えるのですが、資格取得のためにエンジニアチームで取り組まれたことや資格保有後に変わったことはありますか?


堀川:合格率を上げるために、メンター制度を導入しました。受験者1人に対して多いときは3人のメンターでグループを作り、定期的にリマインドをしました。あとはマンツーマンで毎日進捗を報告したり、メンターでない方にも宅建の問題を出してもらったり、活発に活動していましたね。

:メンターは1年前くらいに受かったメンバーが担っていたりします。

堀川:ちなみに、エンジニアの2〜3割は宅建を保有しています。新卒だと、資格を取ってから入社する人が多いですね。

なぜ宅建が必要かというと、エンジニアでも宅建を持つことによって断然仕事がやりやすくなるからです。僕は電子契約(※3)のプロダクト開発に携わっていますが、その際に宅建で学んだ法律の知識などが非常に役に立ちました。セールスの立場で物事を考えられるようになり、契約前にやるべきことを知ることができるため、業務がはかどりました。だからエンジニアでも取得することを推奨しています。

(※3)電子契約:紙・押印が当たり前だった不動産の各種契約を電子化したもの。

実際どのように勉強するべき?

※試験は毎年1回、10月の第三日曜日に実施されます。2020年度はコロナの影響で10月と12月の2回に分けて実施されました。

宅建の勉強法は講座を受講したり、独学で習得したりと様々な方法がある中で、今回は「独学」で合格した人を対象にお話を伺いました。具体的な勉強時間や勉強方法について語られた大事なポイントをまとめてみました。

「勉強を始めるタイミングは?」

最低でも3ヶ月前から勉強を始めることが合格への堅実なルート。

不動産の専門知識がない人にとっては、早め早めの準備がかなり重要になってきます。勉強方法はコツコツやるか事前に追い込むかの二択だと思いますが、忙しい生活の中で難しい資格の勉強となると、難易度は高いと思うので、コツコツやっていくことが合格につながるみたいですね。

「オススメ勉強法」

参考書などを読んで内容がスッと入る方にオススメなのが・・・
1、過去問や模試をとにかく解く
過去問と模試をひたすら解くことで、見たことのない問題をできるだけなくす。
さらに細かい数字やポイントを覚えることで凡ミスを避け、点数UPを狙う。

参考書を読んだけど、いまいちよく分からない!方にオススメなのが・・・
2、スマホアプリの活用
スマホアプリの一問一答を活用して、ひたすら問題を解き続ける。
一問一答方式は、四択問題よりも深く考えて答えを絞り出すことができる。
間違った問題は、チェックリストに残し、最終的にそれがなくなるまで解き続ける。

その他に・・・
YouTubeなどの映像を目で見て耳で聞く勉強方法、一緒に勉強する仲間を見つけることでモチベーションの持続につながった人、模試を解く際にマスクをつけて本番と同じ状態で何度もシミュレーションした結果、当日も力を発揮できて合格につながったという人もいます。

それぞれ自分に合った勉強方法を探して、毎日コツコツ励むことが「独学」で学ぶ方にとって良い方法のひとつなのかもしれませんね!

Tips:試験までに気をつけておくべきこと
・試験が近づいたら体調に気をつける
・本番と同じ状況下で問題を解く
・前日はよく寝ること
・当日は受験票を忘れないこと
・要点をまとめた紙を試験開始ギリギリまで見る

勉強はもちろん、それ以外の事前準備もしっかりしておいた方がより安心できそうですね!

「他の合格者にも話を聞いてみた!実際に受けてみてどうだった?」

田岡 滉一朗 (19卒エンジニア職)
毎日一問一答、過去問や模試を使い、とにかくアウトプットを意識しました。大変だったことは、ラスト1ヶ月時に過去問や模試で8割以上の得点を取り続けることですね。本番は、緊張のあまり前半を焦って回答してしまいました。でも宅建はしっかりと勉強すれば絶対に合格できる試験だと思います。自分を信じて頑張ってください!
兒玉 英美子 (20卒ビジネス職)
最も大変だったことは、モチベーションの維持です。1回不合格だったこともあり、5月頃から勉強を始めていたので、長期戦でした。7月からは週10時間の勉強時間を確保するために外食を控えました。コツコツやっていくことが堅実だと思いながらも、めげたくなる時もあったので、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることが重要だと思います!
GAテクノロジーズのメンター制度を使っていたので、二人三脚で最後まで諦めずにサポートして頂きました。宅建を受ける他の社員に負けられない!と気持ちを奮い立たせ、勉強を続けられたことが合格につながった一番の要因だと思っています。
西野 麻奈美 (21卒内定者インターン)
勉強は、授業やインターンの合間を縫って勉強時間を確保することが大変でしたが、新しい学びが多くて楽しかったです。苦手な部分はYouTubeを見て暗記したり、同期と一緒に復習したりしました。他の人の力を借りることでより理解が深まるのでオススメです!過去問に慣れておくことで、当日平常心で試験に取り組むことができました。みなさんお忙しい中、大変な思いをしながら勉強に取り組まれていると思います。良い結果が出せるよう応援しています!

伝えたいメッセージ

― では、最後に受験者に向けてメッセージをお願いします。


:宅建を持っていれば、不動産のプロとして仕事の幅が広がり、全国どこでも活躍できます。特にセールスに関しては、不動産のプロフェッショナルでなければならないので、絶対に自分のために取得してほしいです。自分のために持つと、それが自ずと会社のためになります。一緒に戦うメンバーを増やすためには、「5人に1人は保有者である」ことを守る必要があるので、メンバーを増やすという意味でも、自分が率先して宅建取ることによって新しい人を迎え入れることができ、みんなで高い目標を目指せます。そうするといろいろ巡って自分に返ってくるので、自分のために取りましょう!



堀川:宅建を取るのは、「自分のため」という理由が一番大きいと思います。
社会人として、業務上必要な知識を得ることは当たり前。たまたま不動産業界だから宅建なだけであって、僕は不動産業界のビジネスマンとして今後もやっていくうえで、宅建は必要不可欠だと考えています。それを持っているだけで、周囲からの見え方や業務の進め方など、大げさに言えば世界が変わると思います。ですので、不動産業界を目指す皆さんには、ぜひ取っていただきたいです。


会社の仲間を増やすために宅建を取ったり、業務上必要な知識を得るために勉強したりと、宅建を取るのは「自分のため」というキーワードがありましたが、実際GAテクノロジーズだけでなく、資格手当(※4)がある企業も多いので、勉強のモチベーションにも直接つながると思います。

特にセールスはお客様に対して重要事項の説明をする際に、質問頂いたことに対してより深く回答できるようになるので、お客様からの信頼感や安心感もグンと変わること間違いなしですね。

(※4)GAテクノロジーズグループでは、宅地建物取引士や建築士など、会社が定めた資格をお持ちの方には毎月15,000円~の資格手当を支給します。

宅建取得に向けて、頑張っていきましょう!


撮影:今井淳史
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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EDITOR’S PROFILE
  • Employee Success Center
  • 22卒内定者インターン
森泉 美佳
2022年4月に新卒で入社予定。
現在は、Employ Success Centerにて採用活動を行う傍ら、記事も執筆している。
2017年に中国上海にある復旦大学へ正規留学し、第12期日本人留学生会会長を務めた。日本語、中国語ネイティブに加えて韓国語を勉強中。
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2021/01/28
これで丸分かり!GAテクノロジーズの宅建事情