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風通しの良さはそのままに、さらなる成長のために貢献したい

社外取締役インタビューvol.1 猿渡 裕子
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社員インタビュー

Mar

15

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WORDS BY浅野 翠
POSTED2021/03/15
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こんにちは。GA MAG.編集長の浅野です。
今回は、2020年にGAテクノロジーズの社外取締役監査等委員に就任した、猿渡 裕子のインタビューをお届けします。

PROFILE
  • 社外取締役 監査等委員
猿渡 裕子
千葉大学卒。公認会計士、税理士、公認情報システム監査人(CISA)。1989年、中央新光監査法人に入所し、製造業を中心とした会計監査業務に従事。1996年、猿渡公認会計士事務所を開所。税務、財務書類作成支援、内部統制構築支援、事業会社の社外監査役を務める。2004年に東陽監査法人に入所し、2013年にはパートナーとなる。証券業、金融分野やシステム監査に精通。2020年、当社の社外取締役監査等委員に就任。

― まずは、GAテクノロジーズの社外取締役に就任された経緯や、引き受けられた理由について教えてください。

きっかけは、取締役会事務局の方々よりお声がけいただいたことです。ちょうど、GAテクノロジーズ(以下、GA)が監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行を検討しているタイミングで、ダイバーシティの観点から女性の社外取締役を探されているということでした。一般的に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行すると、経営のスピード感は落ちてしまいがちですが、「内部管理体制やガバナンスを強化するためには改革をしなければいけない」という意志を非常に強く感じましたので、その点ではお役に立てると思いました。
またGAはどんどん新しいことにチャレンジする面白い会社ですし、そういう会社にぜひ携わりたいと思い、就任させていただきました。

― GAテクノロジーズのどのあたりを具体的に評価いただけたのでしょうか?

まず、非常に若い会社で、風通しが良さそうな会社だなと思いました。最初に六本木の会議室に行ったのですが、まぁなんと多くの人が出てくることか(笑)。でもそこには、取締役の方はいらっしゃらなかったのです。「社外取締役を決めるのに、執行役員以下の人たちで決めてしまうのかな?」と最初は思ったのですが、「判断は任せる」というトップのメッセージがきちんと社員に浸透しており、しっかりと権限委譲され、それぞれの持ち場で判断して動いている会社なのだと就任してからわかりました。

― 就任前と就任後の印象は変わりましたか?

全体的に「風通しが良い会社」という印象は変わらないのですが、若いながらも経営陣が思った以上にしっかりされていると思いました。接するのは主に取締役会の場ですが、その時の発言や洞察、そして毎週開催される朝会での社員のみなさんに対するメッセージが非常に人間的に素晴らしく、人から好かれる人たちだなと感じました。各部署に必要かつ優秀な人材が揃っている点を見ても、人を見る目もある経営陣ですね。

また、社員の皆さんが非常に活発であるという印象を受けました。そして、彼ら社員のモチベーション向上やコミュニケーションを取るための施策を、いろいろとやっていらっしゃいますよね。特に、半期に一度の表彰式である「GREATEST AWARDS」は、見るからにエネルギーのある会社のイベントだなと感じました。私が今まで携わってきた会社でここまで元気のいい会社はなかったと思います。

― 取締役会の話が出ましたが、取締役会に対する印象はいかがですか?

一般的に日本企業の取締役会は、多くの会社が形ばかりの決議をするとよく言われていますが、GAは非常に活発に議論がされていると思います。それも社内取締役4名に対して社外取締役が4名と半々ですから、久夛良木さんを始めとする社外取締役の皆さんが積極的に忌憚のない発言をしています。
また、取締役会は当初から見て取り組み方が変わってきたなと感じています。たとえば、決議にかかる参考資料1つにおいても、参加当初から比較すると、充実した資料へと変わりました。決議をするにあたって様々な角度から十分に判断できるよう準備をしてくださるようになったと思います。

― 取締役会で改善すべきだと思われる点はありますでしょうか。

取締役会では、執行役員や部門長から各部門についての進捗や課題を報告していただき、それに対し社外取締役から質問を投げかけ、リスクの有無などを確認して議論しています。その社外取締役の考え方や指摘事項を、執行役員や各部門長以下の方々にも共有していただき、私たちの提言が次回の取締役会時には、検討した過程を含めて、改善策とともに資料に反映してくださるとよりいいなと思います。

― ご自身の社外取締役としての役割についてはどうお考えですか?

私自身は公認会計士であり、税理士であり、同時に公認情報システム監査人という立場で、今まで会社の会計、財務、税務やシステムについて見てきました。そういう経歴からお声がかかったのでしょうから、当然その観点でのガバナンスの構築が私の役割だろうと思っています。

― そういった観点で、まだGAが足りてない、これから強化すべきところはありますか?

従来から使用している業務システムが多種多様であり、また、様々な業態の会社をM&Aによりグループ会社化しているため、相互連携をしづらいことがウィークポイントです。流動的に会社がどんどん急拡大していく中で、M&Aなどは予測できるものではないため、より長期的な戦略を立てられるよう、システム面での進歩は望まれると思います。システム開発に関わる改善は期待しているところです。

― 逆に想定よりも整備、構築されていたところはありますか?

人数的にはまだまだ確保できていませんが、バックオフィスに優秀な人材が揃っており、採用にしても経理財務にしても、改善を重ねながらより良い仕組みづくりをしている点ですね。このご時世、どの企業も管理部門においては優秀な人材の確保が難しいですし、人手不足の状態の会社が多い中、いい人材が取れているということと、入ってきてから間もない方でもそれぞれが頑張って成果を出していますね。

― GAのコーポレートガバナンスに関する評価や課題についてお聞かせください。

コーポレートガバナンスという点では、どうしてもフロント部門の人材の確保が優先されがちなので、管理体制の構築というのがまだまだ課題ではあります。あとはどの企業にも言えることですが、やはり労務の管理ですね。情熱を持って業務にあたっている方が多い会社なので、どうしても労働時間が長いという心配があります。ただ、当然パーフェクトな会社はないですし、社外取締役である我々4名のガバナンスに関する意見は、非常に真摯に受け止めてくださっていて、指摘をすれば改善されるというのは評価すべき点です。社外取締役としては言いがいがあるし、ありがたいなと思います。

― すでに改善された部分はありますか?

まずは、取締役会の進め方です。先ほど申し上げたように、取締役会の資料は充実するようになりましたし、事前説明・事後説明がほしいと言えばすぐにそういった準備もしてくれます。
それから規程ですね。ベンチャー企業は成長が早いので、規程の改訂がなかなか追い付かないのが実情ですが、それも随分整理されました。労務管理に関してもおそらくかなり改善はされていると思います。そもそもですが、情報が非常にオープンな風土はいいところだと思います。

少し話はそれますが、昨年初めて株主総会を見ていて「ここまで大っぴらにいろいろな説明をする社長も珍しい」と思いました(笑)。ただ、株主も含めGAテクノロジーズのファンになってくださる方が多くいるのは、情報のオープンさが要因のひとつだと思います。

― 不動産業界におけるGAテクノロジーズの役割について、何かお考えがあれば教えてください。

不動産業界は「旧態依然とした業界」というイメージがありますが、そういうところで、風穴を開けている会社だなと思っています。古くからの業界ですので「テクノロジー化」が急に浸透するわけではないものの、この1年間で会社のプロダクトも進化・増加していますし、ネットワークも広がっているので、会社の戦略に沿った動きがされているんだろうと思います。
GAのビジョンは「世界のトップ企業を創る。」ですが、たしかに他に類がないような業界のリーダーになってくれるのではないかと期待しています。

― まさに、GAテクノロジーズは「世界のトップ企業」に向かって前進していますが、現時点ではどんなことをやるべきだとお考えですか?

営利企業ですから、利益を追求するのが会社の継続、成長していくためにやはり第一優先事項だと思います。そこについては新規のビジネスや成長企業の参入がどうしても必要になってきますね。日本における人口減少や新型コロナウィルスの影響で、働き方が変わっていくと思いますので、今の活動の市場をもう少し広げることも必要になってくると思われます。持続的にという観点では、やはりGAで働く人たちが、GAで働くことに幸せややりがいを感じる職場を提供することが大切なのではないでしょうか。

その点では、働き方については再考の余地があると思います。社会全体で働き方が変わっていく中で、勤務時間が非常に長いことが足枷になり、良い人材が採用できなくなることについては常に注視していかなければなりません。一方でそれをよしとし、成長のためにがむしゃらに働きたいという層も一定数いますので、そのバランスとともに働く人たちへの配慮が求められるでしょう。

それから、社会貢献ですね。今はサッカーを中心にスポーツへの支援をしていますが、そこはやはり欠かせないと思います。

― 最後に、ステークホルダーの皆さまに一言お願いいたします。

GAテクノロジーズは、成長している企業らしく、非常に風通しのいい組織です。社外取締役は全員が異なるバックグラウンドを持っており、それぞれが知見やキャリアを尊重しながらお互いに意見を交換しています。共通しているのは、全員GAを心から応援していること、また何より成長を願っている点です。成長の一助を担えるよう、社外取締役として貢献していきたいと思います。

取材・文:渡辺聡子、荒巻愛実
写真:今井淳史

EDITOR’S PROFILE
  • Recruitment PR
  • GA MAG.編集長
浅野 翠
2011年に早稲田大学を卒業後、インターネットイニシアティブ(IIJ)やビズリーチの人事を経て、2018年にGAテクノロジーズに入社。2020年8月より採用広報。好物はすっぱいお菓子。
Twitter:@midoriii1221
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2021/03/15
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