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全社表彰式でW受賞したエンジニアが感じた、不安とプレッシャー

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中途採用 社員インタビュー エンジニア X-Tech

Apr

23

Fri

WORDS BY増田 剛士
POSTED2021/04/23
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こんにちは。GA MAG.編集部の増田です。

GAテクノロジーズでは半期に1回、全社表彰式「GREATEST AWARDS」を開催しています。
エンジニア、デザイナー、セールスなど半期に活躍したさまざまな職種のメンバーが称えられる舞台で、前回「ENGINEER of the YEAR」と「BEST PRODUCT AWARD」をダブル受賞したのが、エンジニアの堀川です。
今回は堀川に、開発やマネジメントにかける想いを聞きました。

PROFILE
  • Product Development Division/マネージャー
堀川 佳夢偉
新卒でWeb制作会社に入社し、ディレクターに従事する。2017年にGAテクノロジーズに入社。Product Development Divisionに所属し、現在は社内プロダクトの開発者とプロジェクトマネージャーを務め、主に社内の課題解決や業務効率化を担当する。

称賛しあう文化「GREATEST AWARDS」

創業から毎年開催されている、GAテクノロジーズグループの全社表彰式「GREATEST AWARDS」。
半期(6月)・通期(12月)の年2回開催されており、その半期に優れた功績を残したメンバーを表彰する式典です。

2019年まではオフラインで開催していましたが、2020年6月・12月はともにオンラインで開催。3DCGでバーチャルステージを作り上げ、参加者はリアルタイムでSlackにコメントできる仕組みを導入。オンラインだからこそできる演出や没入感にこだわったイベントになっています。

昨年12月に開催された「GREATEST AWARDS 2020 2nd half」では、MVPや特別賞を含めた全11種類の賞が用意されました。

そのなかで、半期でもっとも活躍したエンジニアに贈られる「ENGINEER of the YEAR」と、新サービス・リニューアルなど最も輝かしい成果をあげたプロダクトに贈られる「BEST PRODUCT AWARD」をともに受賞したのが、エンジニアの堀川です。

今回は堀川に、開発やマネジメントにおいて大事にしていることや、いま感じていることを聞きました。

2つのプレッシャーを抱えて走った1年

- 前回のGREATEST AWARDSでは「ENGINEER of the YEAR」と「BEST PRODUCT AWARD」のダブル受賞、おめでとうございます!2020年度から今まで、堀川さんが取り組んできたことを教えてください。


ありがとうございます。
私が取り組んできたのは、社内のセールスや仕入れなど各部署が使うプロダクトの開発と、マネジメントの2つです。

私は現在、Product Development DivisionのBoosterチームの3ユニットのマネージャーとして、おもにiBuyer(※)事業に関係する基幹システムを担当しています。
セールスプレゼンテーションシステム「INSIGHT by RENOSY」や、仕入業務支援システム「SUPPLIER by RENOSY」をはじめ、プロダクトの数は全部で11にのぼります。

※iBuyer:Instant Buyerの略。テクノロジーを活用した物件の買取再販事業のこと。アルゴリズムを活用して物件査定をすることで、査定から売却までの期間を短縮する。

すべてのプロダクトにおいて、「事業部の課題を本質的に、より多く解決しているか」という観点で、開発とマネジメントをしてきました。

各メンバーが大きな機能開発を担当してくれていたので、私はそのサポートや細かい部分の開発を担当。マネジメントに関しては、2020年は5名の新卒メンバーがチームに入ってきてくれたので、そのメンバーが早く自立でき、かつ高いアウトプットを出せるように意識してマネジメントをしてきました。

- 受賞スピーチで「1年を振り返ると、本当にしんどかった…というのが正直な気持ちです。」とおっしゃっていたのが印象的でした。


そうですね、本当にしんどい1年間でした。

何がしんどかったかというと、プレッシャーです。2020年からマネージャーという役割をいただいたので、そのプレッシャーもありましたし、何よりも「GAテクノロジーズの核となるiBuyer事業のプロダクトを開発している」というプレッシャーを常に強く感じていました。

開発者として、当たり前ですが障害は出せないですし、障害を出せないからといってスピード感を落とす訳にもいかない。なぜなら、成長スピードや変化の速い環境で事業部も次々に課題が出てくる状況で、それをより多く解決していかないと、全社で掲げる高い目標を達成することはできないと思っていたから。
だからこそ「どうしたら事業部のメンバーが、より効率的に業務をできるか」「どうしたらプロダクトで課題解決できるか」ということを、1年間ずっと考え続けてきました。

それをひたすら考えて行動に移してきた結果、無事に目標を達成することができたので、ひとまず安心しています。まだまだやることは多いので、しんどいのには変わりないんですけど(笑)

受賞した時は、マネージャーとして見ていたのは1つのユニットでしたが、現在3つのユニットを担当させていただいています。それだけ信頼や期待をしていただけているということだと思うので、Boosterチーム全体で前期以上の成果を出したいと思っています。

不安からスタートした「電子契約」

- 最も印象に残っている仕事や、ここが一番評価されたんじゃないかと思う仕事は何でしょうか?


「AGNT by RENOSY(CRM/顧客管理システム)」で契約書の電子化対応をしたことですね。

iBuyer事業の電子契約は「GAテクノロジーズにとっての悲願」とは言い過ぎかもしれないですけど、それだけ大きいことだと思っていて。これを最後までやりきったことは今回の評価に繋がっていると思います。
また、自分としても「これ、本当にリリースできるのか?」と不安だったところから、無事リリースまでたどり着くことができたのは印象に残っています。

- なぜ、最初は不安だったのでしょうか?


電子契約の開発経験がなかったこと。法律的に求められている基準をクリアできているかという懸念。「電子化を実装することで、逆にセールスメンバーの工数が増えるのでは」という心配…。多くの不安を常に感じながらの開発でした。

そんな状態からリリースを終えることができたのは、同じ開発チームのメンバーやセールスメンバー、営業企画や法務といった多くの人に協力いただいたおかげです。今ではiBuyerセールスの契約業務のスタンダードが電子契約になっていて、とても嬉しいですね。

- プレッシャーや不安を感じながらの開発だったんですね。この経験を経て、堀川さんとして変わったと思う部分はありますか?


上記の経験もそうですし、マネージャーになったことや、上長の遠藤さんからフィードバックを受けたことで意識や視点は変わったと思っています。

これまでは「まあ、いいでしょ」と思ってやってこなかった、やりきることができていなかった部分にもこだわる意識を持つようになりました。意識が変わることで、必然的に行動も変わりましたね。

例えば、チームメンバーの週報を必ず確認してサポートできる部分があればコメントをする、レビューは常に手を抜かないなど、小さなことかもしれませんが、そういった行動の積み重ねが自分自身の成長に繋がったという実感はあります。

また、私の行動がチームに波及することによって、好循環を生んだのかなと思っています。良い行動がチームに波及すれば、メンバー1人ひとりの成長に繋がりますし、メンバーの成長は、プロダクトの成長に繋がります。そして、最終的にプロダクトの成長は、事業部や会社全体の成長に繋がります。

このように全ては繋がっているんじゃないかと思っていて。こういった意識を持つようになったのも、自分の中での大きな変化だと思っています。

- 最後に、今後の目標について教えてください。


マネージャーとして、自分自身も、チームやプロダクト全体でも、前期以上に成長する必要があります。

GAテクノロジーズグループ全体の目標や、事業部の目標を達成するために、私たちが作っているプロダクトは必要不可欠。社内の基盤を支えるプロダクトを作っているという点では、Boosterチームは「GAテクノロジーズのエンジン」だと思っていて、チームメンバーにも常にそう伝えています。

なので、このエンジンを大きく安定的に成長させることによって事業や会社の成長に貢献することが今期の目標であり、私の最重要課題だと思っています。


いかがでしたか?

次は6月に開催される全社表彰式「GREATEST AWARDS」。どんなメンバーが、どんなプロダクトが受賞するのか、今から楽しみです。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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増田 剛士
2019年4月に新卒でGAテクノロジーズに入社。Communication Design Centerにて広報やイベントの運営、社内システムの運用などに携わっています。
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2021/04/23
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