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経営資源の最適化で、GAテクノロジーズを世界のトップ企業へ

執行役員就任者インタビューvol.6 福冨 友哉
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社員インタビュー

May

27

Thu

WORDS BY浅野 翠
POSTED2021/05/27
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2019年11月のCxO制度導入を機にスタートした新たな役員・CxO就任者へのインタビューシリーズ。当シリーズでは新任者の経歴や就任の背景、そして今後の目的・意気込みについてインタビュー形式でお届けします。

6回目となる今回インタビューするのは、新たに執行役員 Chief Financial Officer(最高財務責任者、以下CFO)に就任した福冨 友哉(ふくとみ ゆうや)です。

PROFILE
  • 執行役員 CFO
福冨 友哉
英国・マンチェスター大学卒。2005年、新卒で住友電気工業に入社し、経理・財務部門にて経理・税務、資金管理、M&A業務に従事。2008年、JPモルガン証券に入社。投資銀行本部 コーポレート・ファイナンスグループ及びM&Aグループにて国内外の資金調達業務及びM&Aアドバイザリー業務に従事。2018年にはM&Aグループのエグゼクティブ・ディレクターとなる。2020年、当社に入社。M&A・財務戦略部長を経て、2021年、執行役員CFOに就任。

- まず、福冨さんがGAテクノロジーズに入社するまでのキャリアを教えてください。

私は大学卒業までの15年間をイギリスで過ごしました。学生時代は、勉強はもちろん起業・ボランティア・インターンなど、やりたいことはすべて挑戦していました。興味の対象が次々に出てくるので、いつも「時間がもっとあれば」と思っていましたね。

また、その頃から経理・財務業務、M&Aなどに興味があったので、新卒では職種別採用をしていた住友電気工業に就職。海外のグループ会社の経理や資金の取りまとめからスタートし、その後、自動車の切削工具を扱う事業部の経理と並行してグループ会社の経理部も担当しました。

その時期から「もっと難しく、もっと成長できることがやりたい」と考えるようになりました。素晴らしい会社でしたが、組織の構造上、更なる高難易度の仕事をさせてもらうのには時間がかかりそうな印象を受けたんです。そこで、たくさんの難しい案件に関わることのできる投資銀行を選択することに。住友電工は、私が退職する際も非常に良くしていただき、今でも感謝しています。

2社目のJPモルガン証券では、資金調達業務やM&Aアドバイザリー業務を担当しました。
「難易度が高い分、ビジネスパーソンとして成長できる」と思って飛び込んだ環境ですが、想像以上に濃密な経験をさせていただきましたね。大規模なM&Aの場合、考慮すべき点も関係者も非常に多くなります。さまざまな企業の取締役と重要事項を決定するべく交渉を重ねるのですが、そうした「ギリギリの戦い」は性に合っていたと思います。

朝方まで業務の続く、非常にハードな環境ではありましたが、優秀な方たちと刺激的な「戦い」ができ、充実した時間だったと思います。

- GAテクノロジーズと出会ったきっかけ、そして入社を決めた理由を教えてください。

職業柄、さまざまな企業の有価証券報告書を見る機会があり、GAテクノロジーズもその中で知りました。「短期間でここまで成長し、成果を出している会社はない」と非常に印象に残りましたね。また、グループ会社であるイタンジにも大きな可能性を感じました。

一方で、過去の取引や事業展開を見ると、GAテクノロジーズがグループとしてさらに成長するために解決すべき課題も見えてきました。「ポテンシャルがあるのにも関わらずそれを活かしきれていない。自分なら貢献できるかもしれない」と思い、樋口大取締役とお話する機会があった際に私の考えや採りえる施策などをお伝えしました。

その後、樋口龍社長をご紹介いただいた際に、「中で業務をやってみたらどうか」とお誘いいただき、思い切って飛び込んでみることに。もともと挑戦するのが好きな性格だったので、新たなチャレンジが純粋に面白そうだと考えました。

実際に入社してみると、外から見えるよりも素晴らしいと思う点がたくさんありました。描いた戦略を速やかに実行できるチーム力。状況の変化に素早く対応するための密な連携。経営陣からメンバーまで、会社として目指すビジョンが浸透しているのを実感しています。

- 現在、福冨さんが責任者を務める Management Strategy はどのような組織ですか?

Management Strategyという本部のなかに、Management Strategy Division(以下MSD)、Employee Success Center(以下ESC)、New Business Development Office(以下NBDO)の3つの部が存在しています。

まず、MSDは「M&A・財務戦略」「IR・企画」「IT Strategy and Planning」の3チームから成り立っています。

「M&A・財務戦略」は、最適な資本提携先やM&A対象企業の調査や選定、執行を担当します。また財務戦略上、会社の現況を把握した上で、効果的なアクションを各方面に呼びかけます。
すでに資金調達や株式分割、さまざまなM&Aを推進してきましたが、引き続き会社単位で最も効果的な戦略を考え実行するための核となるチームです。

「IR・企画」は、株主価値の観点で、社外にメッセージを発信したり、双方向のコミュニケーションを通じて、会社の素晴らしさが適切に伝わることを目指します。
これまでも注力してきた領域ですが、引き続き良い部分を継続しながら、投資家からの期待とシームレスな戦略推進・外部への発信を強化していきたいと考えております。

「IT Strategy and Planning」は、経営ビジョンや事業戦略の達成に向けた各種システムの全体最適、IT投資計画の立案から実行、ガバナンスの強化を担っているチームです。吉村さんがリードされているのですが、情報漏えいリスクなどに配慮しながら、各部署のパフォーマンスを最大限発揮できる工夫を、システム選定や導入を通じて行うことができればと考えております。

続いてESCは、会社の経営資源として最も重要な「人材」を管轄する部署です。従業員の力をどこに注ぐかは、企業価値向上の源泉につながります。従業員の働きやすさを整えたり、頑張った結果が会社の成長につながるよう、構造や仕組みをアジャストすることで、会社を強化します。「人材の最適化」が最も重要なミッションですね。

現在は、評価制度や等級制度の見直しを検討しており、グローバル企業や日本企業の事例をリサーチしています。会社ごとに特徴が出る領域ですが、強い会社は似た要素を持っていると考えています。そうした普遍的な良さと同時に、GAテクノロジーズらしさや独自のやり方とうまくハイブリッドして作っていく必要がある。これによって、活躍している若手に一層スポットライトが当たりやすく、重要な打席に立ちやすくしたいと考えています。

人事の面で、私が感じるGAテクノロジーズの良さは3点あります。1点目が、メンバーの人間性。これはGA GROUP SPIRITSの「HEART 人としてちゃんとしよう」につながる部分ですね。
2点目に、目標に向かって走る素速さ。3点目が、活躍している優秀な人に打席を与えていること。この3つを大切に、さらに強化することが重要だと考えています。

最後がNBDOです。これは、会社のリソースを再度アレンジしたり、外部からリソースを集めて新しい価値を生み出す部署です。
GAテクノロジーズは、iBuyer事業部のおかげで次の柱となる事業を探すことができる環境にあります。かつ、新規事業を生み出すことに全社的にサポーティブな空気がある。それに応えられるように、引き続き溝内さんが主体となって機会を創出していきます。今まさに結果が出つつある段階にあり、会社の中でもさまざまな機会にあふれている場所だと思いますね。

また、NBDOとMSDが同じ組織になることで「リスク・リターンを踏まえて、リソース調達にあたって社内と社外のどちらが合理的か」という観点で、より効果的な判断できるようになります。
M&Aありき、新規事業ありきで考えるのではなく、社内と社外の両方の観点でベストな方法を模索できる。現在も共同で複数のプロジェクトを進めていますが、今後ますます成果を出しやすくなると思います。

MSD・ESC・NBDOの3つの部に共通するのは「限られた経営資源でいかに会社の競争力及び魅力を高めることができるか」という課題に向き合っているということ。
会社の魅力には、さまざまな種類があります。わかりやすいのが株式価値ですね。会社の信用が上がることで、市場や金融機関から信頼される。その結果、再投資など資金を振り分ける機会が増える。この好循環を強化するための采配が大切だと考えています。ステークホルダーは株主様以外にも、お客様、取引先、従業員など多岐に及びます。それぞれが重視する指標のバランスをとりつつ、株式価値を向上させることが重要です。

その根本にあるのは、会社の「稼ぐ力」です。利益が出ないと、ステークホルダーにお渡しするものがありません。「稼ぐ力」を最大化する視点で、有限な経営資源をどこに投資すべきかを考え続ける必要があります。社内・社外に関わらず、最も効果的な打ち手を探して実行していきたいと考えています。

- 最後に、福冨さんが今後GAテクノロジーズの執行役員CFOとして目指すべきところ、成し遂げたい目標について教えてください。

GAテクノロジーズグループを、PropTech領域で世界一の会社にしたいと考えています。アメリカのOpendoor、中国のLianjia(链家)などと並ぶ、時価総額1兆円を超える規模の会社にしていきたい。そのために必要なことを考えて実行することが、今の私の楽しみでもあります。

同時に、PropTechだけなく、テクノロジーで世の中を変えていけるさまざまな領域でビジネスを展開したいです。会社の成長と同時に、世の中へのインパクト最大化も追求していきます。

GAテクノロジーズは経営陣を始め、強いメンバーが揃ったチームです。一緒に仕事をしていると、大きなことを達成できるという可能性をひしひしと感じます。このチームで大きな目標に向かって、一枚岩となってやっていきたいと思います。


※撮影:今井淳史
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。

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EDITOR’S PROFILE
  • Recruitment PR
  • GA MAG.編集長
浅野 翠
2011年に早稲田大学を卒業後、インターネットイニシアティブ(IIJ)やビズリーチの人事を経て、2018年にGAテクノロジーズに入社。2020年8月より採用広報。好物はすっぱいお菓子。
Twitter:@midoriii1221
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2021/05/27
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