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2019.03.29

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  • 経営情報

AIスタートアップのAntWorksに対する出資決定のお知らせ

当社は、3月29日、AIによるデータ認識技術と自動化ソリューションを提供する AntWorks Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Asheesh Mehra、以下「AntWorks社」)への出資を決議いたしました。



AntWorks社は、RPA(Robotic Process Automation)と言われる業務処理の自動化を行うプラットフォームの開発・提供を行うスタートアップです。同社の技術の特長としては、AIを利用したデータ認識から業務自動化までひとつのプラットフォーム上で提供する点が挙げられます。データ認識についてはフラクタル理論を利用したAI技術により、企業内の書類の90%を占めると言われている非定型フォーマット書類についてもデータを読み取ることが可能です。同社のプラットフォームは機械学習機能と自然言語モデリング機能も有しており、最も包括的な自動化プラットフォームの1つだと言われております。具体的には各種財務諸表、契約書、請求書など一定様式を持たない非定型フォーマット書類に対応できるため、既に大手コンサル企業から、インドの大手地方銀行、保険会社などの金融機関まで、様々な業界の顧客に同社のプラットフォーム「ANTsteinTM」を提供しています。

当社はこれまで、AIやRPAを活用し、アナログな不動産業務のテクノロジー化に取り組んで参りました。特に、物件仕入れシステムの「Tech Supplier(テックサプライヤー)」の開発により、物件仕入れ工数を従来の約1/3短縮し、物件提案の検索時間を最大55%削減するなど生産性の向上を実現しております。「テックサプライヤー」は、AIの画像認識技術により非定型フォーマットで流通する不動産広告(通称:マイソク)の読み取りや、RPAによる契約書類の自動作成、物件のスコアリングを行う不動産業務支援システムです。

また、最近では、金融機関と共同で、住宅ローンに関わる各種書類のデジタル化や関係者間でのクラウド連携、単純業務の自動化により、大幅な業務効率化を実現するデジタル住宅ローンプラットフォームの構築にも取り組んでおります。

当社は、このような背景から、当社事業と同社の事業との間に高い親和性があると考えております。また、FinTech(金融テック)やPropTech(不動産テック)など、いわゆるX-Tech(クロステック)と総称される既存産業のテクノロジー化には、同社のようなAIを活用した非定型フォーマット書類にも対応するデータ認識技術や、RPAによる業務自動化は必要不可欠だと認識しております。シンガポール国内だけでなく、北米やアジア市場をも対象としてこのようなプラットフォームサービスの提供を行い、様々なデータの構築・活用に寄与する同社に期待し、この度の出資に至りました。

● AntWorks社の概要
社名:AntWorks Pte. Ltd.
URL:https://www.ant.works/
本社:Level 3, 80 Amoy Street, Singapore
設立:2014年
代表者:CEO Asheesh Mehra
事業内容:
非定型フォーマット書類のデータ認識から業務自動化までを行うプラットフォームおよび北米向けのクラウドベースの患者管理システムを提供