「心が動く」ことに
挑戦し続ける

マーケティング新卒入社(2021年)

木村 和華

こんなことを聞きました

  • ・ これまでの経歴は?

  • ・ 現在の仕事は?

  • ・ GAの魅力は?

  • ・ 今後の目標は?

中国で感じたテクノロジーを、日本でも

幼少期から高校まで、18年間水泳に打ち込んできました。しかし大学進学時、選手としての自分の伸びしろを考え、なにか別の分野に挑戦したいと思ったんです。ただ、日本国内では学びたいと思えるものが見つけられませんでした。そんなとき、ふと観光客のふるまいや一部のメディアの影響で、あまり中国のことが好きではない自分に気づきました。「なぜ自分は行ったこともない国に、こんな感情を抱いているんだろう」と自分自身を恥じ、もっと自分でリアルな情報を得ようと、中国に留学することに決めたんです。

中国語がまったくわからない状態で留学したため、最初はとにかく苦労しましたね。留学生は圧倒的に欧米出身者が多いため、クラスの公用語は英語。私は英語も得意ではなかったので、授業中は英語と中国語の辞書を引きながら、なんとかついていこうと必死でした。

留学したことで、幅広い視野で人と接することができるようになったと思います。さまざまな人種や文化があることを踏まえて、まず「相手がどんな人なのかを理解しよう」というスタンスが身につき、人との関係作りが上手くなった気がします。

就活当初は、上海で働きたいと思っていました。しかし、新型コロナによって一時的に帰国することになり、日本にいる間に日本企業を受けてみようと思ったんです。そこで出会ったのがGAテクノロジーズです。中国はテクノロジーが非常に進んでおり、PropTechにも興味があったのがきっかけでした。

選考が進むにつれて、アナログな業界を変えたいという姿勢と、面接で接した社員さんがいい意味でカジュアルだったので「自分にあっている会社かもしれない」と考え始めました。「日本のITリテラシーを上げるという目標が、GAテクノロジーズに入社すれば叶えられるかもしれない」「私が中国で体験したテクノロジーの魅力を、日本の人にも体験してもらえるのではないか」と思い、入社を決意しました。

新人研修でとにかく「1番」を目指した

新卒全員が受ける研修が終わると各部署に配属されるのですが、私の部署では、さらに独自の新人研修期間がありました。マーケターとして、データアナリストやフロントエンドエンジニアなどさまざまな職種の人とコミュニケーションをとるためには、基礎的な知識が必要です。そのため、SQLやコーディングなど、業務に必要なイロハを半年間みっちり学ぶことができました。

最初は、やったことも聞いたこともないことばかりで、明け方まで勉強することもありました。あまりに辛くて先輩に相談すると「1ヶ月、何でもいいからとにかく1番を目指しなさい」という課題が出されたんです。テーマも内容もすべて自分で決めるというのが条件だったので、私は中国の記事を翻訳し、Slackに投稿することを続けました。

大変ではありましたが、自分が知らないことでも、発信し続けることで「この分野はこの人に聞こう」と周囲に認識してもらえるようになります。すると、相談が増えて情報がどんどん集まるようになるんです。インプットとアウトプットを続けることの連続で、自分のポジションが確立されていくんだなと実感しました。研修後に、神居秒算事業のプロモーションにも関わることができ、本当に頑張ってよかったなと思っています。

マーケティングは「泥臭い」仕事

現在は、RENOSY不動産投資のWebマーケティングや広告に関する仕事を担当しています。商品やサービスに興味のあるお客様にアプローチし、セールスにつなぐお仕事です。

マーケティング部門もセールスと同じく、売上をつくることが目標です。意外に思われるかもしれませんが、マーケティングはチームで取り組む泥臭い仕事。その分、チームの努力が数字につながったときは達成感がありますし、そこに向かうプロセスも楽しいですね。

セールスにつなぐことができたお客様の数だけでなく、そのあとお客様がどのようなプロセスを経て自社の商品を買ってくれたのか、という部分までデータを追い、今後どのような施策を打つかチームで考えます。ただお金を出して広告を打つだけでなく、頭を使って新しいニーズを探していくのが、純粋に面白いと感じますね。

誰にでも気軽に相談できるのがGAの魅力

上司との距離感がとても近いことが気に入っています。私のすぐ近くに、社長の樋口さんや常務執行役員 CMO of RENOSYの田吹さんが座っていた時期もありました。他の取締役なども含めて経営陣と距離感が近く、コミュニケーションが取りやすいことに驚いています。同じ空間で働くことで学ぶことも多いですね。

また、若手に大きな裁量を与える企業文化も、やりがいにつながっています。私も入社からまだ日が浅いですが、ひとりで20媒体以上を担当しています。1年目からしっかりと裁量があるので、「自分が数字をつくっていく」という意識を持てますね。逆に、そういった意識を持てない人にとっては厳しい組織と言えるかもしれません。

自分の動き方が会社の売上に直結するので、やりがいと同時にプレッシャーもあります。初めて大きな媒体で、高級車が買えるような広告費を設定したときは、手が震えました。プレッシャーに押し潰されそうなときは、自分の考えや気になっていることを紙に書き出し、ひとつずつ不安を払拭しています。また、先輩や上司に相談することで不安が解消されることも多いです。チーム内に頼れる先輩が多いので、密にコミュニケーションをとって助けてもらっています。

一生懸命取り組むことで、何か見えてくる

マーケティング部門はチームの拡大が進んでいて、メンバーの数が急速に増えています。それぞれの役割を明確化し、一人ひとりに付加価値をプラスしていくことが大事だと思っています。

私はもともと「マーケティングをやりたい」というざっくりとしたイメージを持っていただけで、「絶対にこの仕事がやりたい」と思っていたわけではありません。「海外の仕事がやりたい」など、まったく別のキャリアをイメージしていた時期もありました。それでも今、この会社で毎日楽しみながら業務に取り組めています。自分のやりたいことや目指すビジョンというのは、仕事をする中で変わっていくものです。一生懸命やっていれば必ず何かが見えてくるので、学生の皆様も不安になりすぎず、ぜひ心動かされることにチャレンジしてみてください。

※本記事は作成時点での情報を参考にしております。最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

マーケティング新卒入社(2021年)

木村 和華

大学時代に上海のIT企業でマーケティングの仕事を経験。2021年、新卒でGAテクノロジーズに入社。現在はRENOSYマーケットプレイス事業のマーケティング部門に所属し、Web広告を活用した集客を担当。

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