コミュニケーションの側面から
会社の成長エンジンになる

執行役員中途入社(2018年)

川村 佳央

こんなことを聞きました

  • ・ これまでの経歴は?

  • ・ 入社の決め手は?

  • ・ 現在の仕事は?

  • ・ 今後の目標は?

インターネットの可能性を信じて

高校生の時に初めてインターネットと出会い、その後の人生を変えるほどの衝撃を受けました。「これからあらゆる産業にインターネットが入ってくる」と感じ、新卒でサイバーエージェントに入社。最初は広告代理店向けのメディア営業を担当していましたが、2年目に社内の新規事業コンテストに優勝。日本初のゲーム内広告専門の子会社を設立し、23歳で社長を任せていただきました。しかし、思うような結果を出せず2年弱で撤退。本社に営業マネージャーとして戻りました。その後も面白い仕事や貴重な経験を数多くさせていただきましたが、不遜にも「もっと大きなものに挑戦をしていく必要があるのではないか」と感じていたんです。

ちょうどそのとき、電通の知人から「これからインターネットに注力していく。一緒にやらないか」とお誘いを受けました。その時漠然と感じていた焦りと符号したことに運命的なものを感じ、2011年に電通に転職。Communication Design Center(当時。以下CDC)という部署に配属されました。CDCは「企業や組織や人のあらゆる課題に対し、手法を問わずソリューションを提供する」という考えの組織です。広告の企画制作はもちろん、新規事業の立ち上げや新商品開発、商業施設の開発、イベントからPRまで、幅広く携わりました。

「アナログ×テクノロジー」こそ、次世代IT企業の形

最初にGAを知ったのは、電通の後輩に「不動産×ITの会社がある」と紹介されたのがきっかけです。当時は不動産投資にはまったく興味がなかったのですが、仕事柄新しいビジネスには関心があり、1度話を聞いてみることに。すると営業担当のレベルも高く、投資自体も面白そうだったので、その場で物件購入を決意しました。その後電通としてGAのTVCMを制作したり、定期的に接点を持つうちに、「思っている以上にすごい会社かもしれない」と思い始めたんです。

これまでのキャリアで、21世紀の根幹産業、あるいは全産業のインフラたり得るインターネットの可能性を考え続けてきました。その中で、いまだインターネットやテクノロジーが及んでいない不動産という分野の大きな機会を感じたんです。2000年代後半のスマートフォンの登場以降、インターネットはブラウザの枠を飛び越え、アナログな実社会と接続され続けてきました。今後も不動産にとどまらず「アナログ×テクノロジー」を突き進むGAは、次世代のIT企業が取りうる形の、ひとつの最高形態だと考えたことが入社の決め手です。

社内外のコミュニケーション活動で、会社の価値を高める

執行役員CCO(Chief Communication Officer)として、GAグループ全体の、内外に対するすべてのコミュニケーション活動を統括しています。社外向けとしては、企業ブランディング、PR活動、グループや事業の成長シナリオの発信、スポーツマーケティング領域など。社内に向けては、グループ内のポータルサイトや社内報などの情報インフラおよび社員エンゲージメント施策などを行っています。

これらを行う部署であるCDCの本部長も務めており、PRのスペシャリストやアートディレクター、デザイナー、ムービークリエイター、イベントプロデューサー、フルスタックエンジニアなど、コミュニケーション活動を行う上で必要な20名程度のチームを組成しています。マネジメントの傍ら、私自身もひとりのプレイヤーとして業務に励んでいます。

GAグループ全体に対してコミュニケーションの側面から成長エンジンとなれるよう、私のチームでは国内外の全ての事業部やグループ会社と連携してさまざまなプロジェクトを動かしています。入社してすぐに迎えた東証マザーズ(当時。現グロース)への上場に際したさまざまなプロジェクト。川崎フロンターレへのスポンサー決定とその発信。2020年から始まった、東京証券取引所と経済産業省が選定するDX銘柄に、全上場企業の中から唯一3年連続で選ばれたこと。入社して数年という短い期間の中で、数え切れないほどの印象的なプロジェクトがありました。会社が急成長しているからこそ、次々と新しいミッションに挑戦できる楽しさを感じます。

そんなGAで活躍している人に共通しているのは、まず素直なこと。また、自分の仕事に妥協せず、本当の意味で顧客志向であることです。GAグループが大切にする価値観「GA GROUP SPIRIT(GAGS)」を体現していることが活躍の条件だと感じますね。

個の力を結集し、世界のトップ企業へ

2018年7月に入社してから今日に至るまでに感じたのは、GAグループは常に成長痛を抱えている会社だということです。尋常ならざるスピードで事業が成長していき、グループ会社が増え、売上高も右肩上がりで伸びています。一方、それに対して一度も「十分な体制が築けている」と思ったことはありません。右を見ても左を見ても、やりたいことに対してリソースが不足しています。裏を返せば、だからこそGAグループの約1,000名の従業員たちはどうしたらいいかと知恵を絞り、互いに連携し、高速で試行錯誤をし、不足を補おうとしています。

今後GAグループが切り拓いていく未来、そしてその可能性はとてつもないものです。だからこそ、いま発揮されている「個の力」と、その強い個が連携することで生まれる「チームワークの強さ」。この2つの純度を薄めることなく、組織をより拡大することができれば、遥か高く、遠いところに到達できると確信しています。もちろん、その遥か高く遠いところが、私たちが掲げる「世界のトップ企業」だということは、言うまでもありません。

※本記事は作成時点での情報を参考にしております。最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

執行役員中途入社(2018年)

川村 佳央

新卒でサイバーエージェントに入社し、広告営業やグループ会社経営などに従事。その後電通に移籍し、コミュニケーション・デザイン・センター(当時)に所属。大手企業や自治体などをクライアントとし、コミュニケーション課題の解決や事業開発を担当。2018年7月に当社に入社。社内外に向けられる全てのコミュニケーションの責任者を務め、2020年12月、コミュニケーション領域の管掌役員として執行役員Chief Communication Officerに就任。

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