VOICE 06

業界を変える
「うねり」をつくる

東京大学経済学部卒業。内定者時代からGAテクノロジーズでインターンを務め、2021年に新卒で入社。グループ会社RENOSY ASSET MANAGEMENTにて事業企画マネージャーを担った後、2023年11月より当該会社の代表取締役を務める。

古川 岳人

ビジネス技術職/2021年新卒

古川 岳人

GAKUTO|FURUKAWA

これまでのキャリアは?

学生時代は、海外インターンを扱う学生団体AIESECの東大支部代表を務めました。2ヶ月間にわたって海外ボランティアに挑戦したり、100名規模の国際会議を開催したりと、さまざまな経験を積みました。

それに加えて、スタートアップ企業の長期インターンにも参加し、学生のうちから新規事業立ち上げにも携わりました。

GAテクノロジーズに惹かれ、入社した理由は?

大きく分けると3つあります。1つ目は、第4次産業革命の波の中で、まだアップデートが進んでいない領域にデジタル技術を持ち込み、業界に変革を起こそうとする戦略性です。私には、10〜30年後に次なる産業革命が生じた際、自分の価値を大いに発揮し、社会をリードできる人材でありたいという目標があります。今まさに同じ構造のもとでチャレンジしている会社で働くことは、自分にとって大きな経験になると思いました。

2つ目は、「この会社は勝ち筋に乗っている」と感じたことです。GAテクノロジーズでは、テクノロジーを活用してレガシーな産業に変革を起こすというコンセプトのもと、実業というキャッシュエンジンを存分に活かし、新しい技術への投資も実行されています。コンセプトを実現する力があると感じました。さらに競合が少ない点からも、勝ち上がる未来をイメージできました。

3つ目は、人に対してウェットな文化があることです。いわゆる「人間力」の部分が自分の弱みだと認識していたため、その部分を叩き直すには絶好の環境だと感じました。

現在の担当業務は?

賃貸管理事業を営むグループ会社、RENOSY ASSET MANAGEMENTにて代表取締役を務めています。経営戦略の策定や事業部のマネジメントはもちろんのこと、リアル×テクノロジーの実現のために開発等の機能組織と事業部の有機的な連携を生み出す経営に取り組んでいます。

やりがいを感じたこと、印象に残ったエピソードは?

GAテクノロジーズには年功序列などのしがらみがなく、実力主義の文化が浸透しているため、新卒2年目の私でも事業部メンバーやグループ経営層と意見を交わすことができます。こうした環境の中、自分の行動一つひとつが不動産投資業界を変えていく一歩であると感じながら仕事ができることを、大きなやりがいだと感じています。

これまでの仕事の中で印象に残っているのは、宅建業法の改定に伴う電子契約解禁当日、電子契約を100%実行できたことです。市場全体が電子契約に慣れていない中、ファーストペンギンとして電子契約を取り入れるということで、取引先との調整が難航する可能性もありました。しかし、PropTechのリーディングカンパニーとしてのあるべき姿を体現するべく、矜持を持って半年以上前から計画を行った結果、100%という数字を達成できました。業界を変える「うねり」を作る側の人間として自分が存在できていると実感し、嬉しかったですね。

GAテクノロジーズに向いている人材とは?

この会社で新卒として伸びる人材の要件は、「前のめりで、かつ素直であること」だと感じています。

GAテクノロジーズは実力主義の組織であるがゆえに、役職に任命されてからその役割を実行するのではなく、その役割をいつの間にか担っていた人間がその役職につくようなことがよくあります。つまり、自ら前のめりに様々な仕事を取りに行くことで、結果的に仕事の幅が広がっていくわけです。例えば、セールスとして活躍する人が日々の気づきをプロダクトメンバーに共有して議論し、そこから生まれたアイデアを新機能としてリリースしたケースもあります。

また、ベンチャー気質が強く即戦力化が期待される事業環境なので、一つ一つの事象から自己へのフィードバックを素直に受け取り、素直に咀嚼し、素直に実行し、成果を出すという習慣も個人の成長曲線に大きく関わってくると思います。成長して成果を出せば出すほど際限なくミッションが大きくなっていく、そんな企業風土のもとで、素直さを発揮できることが仕事の楽しさと直結していると感じます。

現状の課題と、
今後取り組みたいことを教えてください。

利益体質の強化と、事業規模の非連続な成長や取扱ラインナップの拡大に取り組みたいと思っています。賃貸管理事業においての当たり前を私たちで変えるべく、空室対策の強化や施工発注のスキーム再構築、顧客体験のさらなる向上にチャレンジしていきます。

また、さらなるデータ活用に向けた環境づくりも進めていきたいですね。そのためには、アナログな市場からいかにデータを蓄積できるプロダクトを作るかが勝負だと考えています。実業で獲得した知見をより効果的にプロダクトに反映できるような体制を構築し、業界にいっそう大きな変革をもたらせる組織を目指していきます。

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