ベトナムにオフショア開発拠点を新設

2018年03月05日

IT人材不足・19年危機に備えた開発体制の強化と、不動産テックサービスの充実を図る

当社は、株式会社エボラブルアジア(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉村 英毅、証券コード:6191、以下エボラブルアジア社)のベトナム法人Evolable Asia Co., Ltd. (本社:ベトナム ホーチミン、代表取締役社長:薛 悠司)内に当社のオフショア開発拠点を2018年3月5日(月)に新設いたしました。

 当社では、今年2月より家探しから購入、リノベーション、購入後の管理まで、不動産所有の各種ニーズに応える中古不動産流通プラットホームRenosyのサービス提供を開始いたしました。Renosyは、ビッグデータを活用した価格推定や未販売物件の「販売待ちアラート機能」などを搭載し、不動産探しの可能性を広げ、ユーザーの意思決定をサポートするサービスです。今後当社では、AIによる顧客志向性を反映したマッチングの実装などRenosyプラットホームを進化させることに加え、IoTやリノベーションなど特定のニーズに特化した不動産アプリシリーズの開発等を通じて、不動産テックサービスの拡大を図ってまいります。


 一方、昨今の日本の労働市場においてIT人材の不足はますます深刻化しつつあり、「19年危機※1」を目前に各社のIT人材の争奪は過熱しております。当社は、こうした状況下において質の高い開発体制の維持・拡充のため、エボラブルアジア社の提供するITオフショア開発ソリューションを利用してベトナムに開発拠点を新設することといたしました。


◆ エボラブルアジア社の概要
 ITオフショア開発事業を手がけるエボラブルアジア社は、ベトナムのホーチミン、ハノイ、ダナンに拠点を持ち、約850名のエンジニアが在籍している、東南アジアにおける日系最大級※2のITオフショア開発会社です。クライアントの専属チームを組成するラボ型ITオフショア開発に特化し、エンジニア人材不足を解決するソリューションの提供を行っています。このラボ型ITオフショア開発は、専属のチームを組成することから、クライアント毎のニーズに合わせた開発を自由に行うことが可能です。一方、エボラブルアジア社にとっては、エンジニアの稼働率が約100%であり、クライアントの継続利用により、ストックで収益が積み上がるビジネスモデルとなっております。

※1:経済産業省が2016年にまとめた「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、産業界で大型のIT関連投資の増加、ビッグデータやIoT等の新しい技術やサービスの登場など様々な要因により、IT人材の不足は我が国の大きな課題とされています。2019年には、IT産業への入職者が退職者を下回る逆転現象が発生する見込みで、より一層不足数が拡大する予測されています。

※2:2014年9月時点エボラブルアジア社調べ


◆ Evolable Asia Co., Ltd. 概要
社名:Evolable Asia Co., Ltd.
URL:http://evolable.asia/
本社:7F, 90 Nguyen Dinh Chieu, Dakao Ward, District 1, Ho Chi Minh City, Vietnam
代表者:代表取締役社長 薛 悠司
資本金:$200,000
主要株主:株式会社エボラブルアジア、Soltec Investments Pte Ltd


◆ 株式会社エボラブルアジア 概要
社名:株式会社エボラブルアジア
URL:http://www.evolableasia.com/
本社:東京都港区愛宕2-5-1 愛宕グリーンヒルズMORIタワー19階
代表者:代表取締役社長 吉村 英毅
資本金:1,036,664千円(払込資本 2,687,462千円)

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