Renosyサービス8都市へ拡大、9月より福岡エリアで提供開始

2018年08月20日

RenosyサイトとTechシリーズの精度向上により、無店舗型不動産サービスの試験提供開始

当社は、2018年9月より福岡エリアにて、総合的な中古不動産流通サービス「Renosy(リノシー)」のサービス提供を開始いたします。これにより、Renosyサービスの対象エリアを東名阪を含む全国8都市に拡大いたします。

<背景>

近年、スタートアップへの積極的な開業支援や大企業の本社移転、アジアからの観光客の増加などにより、福岡市ではオフィス街の再開発やホテル建設ラッシュが進行しております。また都市の人口動態においても、平成27年に実施された「人口増加率が高い都市ランキング」では、全国の政令指定都市内で第一位の5.12%の増加率と、全国の政令指定都市平均(1.10%)の約5倍と、突出した数字を示しています。(※1) また、2017年に野村総合研究所が発表した「成長可能性都市ランキング」の「ポテンシャル」「都市の魅力」部門においても福岡市が1位を記録し、今後もさらなる成長が期待されております。(※2)

このような背景から、当社では福岡エリアの住宅需要や不動産価値の上昇を鑑みて、同エリアでサービスの提供を開始するに至りました。なお、今回は、中古不動産のマッチングポータル「Renosyサイト」と不動産業務支援システム「Techシリーズ(テックシリーズ)」の精度向上により、試験的に無店舗型でのサービス提供を実施することといたしました。今回の試験運用では、新拠点のマーケットニーズの把握と、無店舗型サービスの可能性を探ることを目的としております。

●無店舗型の不動産サービスの試験運用

従来の不動産サービスでは、支社や店舗出店によりエリア拡大を行っておりましたが、当社では顧客向けマッチングポータルサイトと不動産業務支援システムの精度向上により、無店舗型でのエリア展開をスタートいたします。これにより、店舗出店による初期費用やランニングコストを削減し、コンパクトな拠点開設を可能にします。

・中古不動産マッチングポータル「Renosyサイト」

WEB上で物件検索から購入・売買・リノベーション・管理までをワンストップで行える中古不動産流通プラットフォームです。 AIを活用した推定価格情報や過去の成約事例など今まで一般的に公開されていなかった情報を掲載し、透明性の高い不動産取引を実現するサービスです。

・不動産業務支援システム「Techシリーズ」

AIによる物件のスコアリングやRPAによる契約書の自動作成などを搭載した不動産仕入れシステムTech Supplier(テックサプライヤー)や、顧客属性や過去の販売事例を学習し、最適なセースルアプローチを提案する顧客管理システムのTech Consul(テックコンサル)などのクラウド型自社開発不動産業務支援システムです。

●中古不動産流通ポータルサービスRenosy概要

・不動産サービス対象エリア(※3):東京、川崎、横浜、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡(9月より)
・Renosyが提供する不動産サービス
 売買仲介、クラウドファンディング、リノベーション、不動産投資、オウンドメディアによる不動産情報発信など


(※1) 福岡の人口増加率:国勢調査(H27年)をもとにしたFukuoka factsより「人口増加率が高い都市ランキング」http://facts.city.fukuoka.lg.jp/data/population/
(※2)株式会社野村総合研究所(2017年)「成長可能性都市ランキング」https://www.nri.com/jp/news/2017/170705_1.aspx
(※3) リノベーションサービスは東京23区、川崎、横浜のみとなります

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