「ITANDI管理クラウド」、建物の点検管理機能を提供開始

2025年07月08日

建物点検の進行を一元管理、作業の抜け漏れを防ぐ

株式会社GA technologies[GAテクノロジーズ](本社:東京都港区、代表取締役 社⻑執行役員 CEO:樋⼝ ⿓、証券コード:3491、以下「当社」)のグループ会社である、テクノロジーで不動産取引をなめらかにするイタンジ株式会社(以下「イタンジ」)は、2025年7月8日より、イタンジが提供する賃貸管理システム「ITANDI管理クラウド」において、建物点検の進行管理を一元化する「点検管理機能」(以下「本機能」)を、すべての「ITANDI管理クラウド」導入企業に向けて提供開始いたします。本機能により賃貸不動産管理会社(以下「管理会社」)は、点検作業にかかる抜け漏れや対応遅れをを防ぐことが可能になります。

◆ 背景と概要

管理会社は、不動産オーナーとの建物管理契約に基づき、建築設備・消防設備や昇降機、水道設備などの法令で義務づけられた設備点検(法定点検)や、機械式駐車場や自動ドアなどの任意の定期点検を実施する必要があります。しかし、点検内容・時期や頻度・担当者などは契約ごとに異なり、またExcelなどで点検スケジュールが管理されることもあるため、作業の抜け漏れが発生するリスクがありました。
「ITANDI管理クラウド」は、管理会社の賃貸管理業務における精算管理・物件管理・入居者管理・オーナー管理・修繕管理を一括して効率化する賃貸管理システムです。このたび、建物点検の進捗管理を一元化する本機能を、すべての「ITANDI管理クラウド」導入企業に向けて提供開始いたします。

◆ 本機能の主な内容

1. 建物管理契約および点検内容・頻度の登録
点検対象となる建物・契約期間や、点検の内容・頻度を登録し、一元管理
2. 点検スケジュールの自動発行
登録した契約・点検内容に基づき、点検スケジュールを自動で発行
3. 点検実施状況の登録と管理
点検の発注や業者からの実施報告、請求/支払金額を登録。金額情報は「ITANDI管理クラウド」の請求管理システムと連携可能
4. 次回スケジュールの自動発行
点検完了後は次回の点検予定が自動で生成され、継続的に点検作業を管理

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