三井不動産レジデンシャルリース、イタンジの「申込受付くん」を導入

2020年09月28日

~全国約69,000戸の賃貸物件を管理する三井不動産レジデンシャルリースで入居申込電子化を開始~

当社のグループ会社であるテクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:野口 真平、以下「イタンジ」)は、三井不動産レジデンシャルリース株式会社(以下「三井不動産レジデンシャルリース」)に、2020 年 9 月より、賃貸物件の入居申し込みに関わる手続きを電子化するため、不動産リーシング業務のワンストップサービス「ITANDI BB(イタンジ ビービー)」シリーズの1つである、導入社数No.1(※1)の不動産関連WEB申し込み受付システム「申込受付くん」の提供を開始いたします。

◆ 概要

近年、政府が進めるITを活用した規制緩和の一環で、不動産業においては、国土交通省により賃貸借契約の電子化が推進されています。賃貸住宅へ入居するためには、賃貸借契約締結前に入居申込書や、家賃債務保証会社への審査申込書等の提出が必要となります。

三井不動産レジデンシャルリースでは、従来、入居申し込みにメールやFAXを利用していましたが、2020年9月より、イタンジが提供する不動産関連WEB申し込み受付システム「申込受付くん」を導入いたしました。これにより、全国約69,000戸(※2)の賃貸物件を管理する三井不動産レジデンシャルリースでは、順次、入居申し込み手続きの電子化を進めてまいります。

イタンジは「申込受付くん」の提供を通じて、三井不動産レジデンシャルリースの入居申し込みにおける業務効率化と生産性向上を支援し、さらなる入居者の満足度向上に貢献することを目指します。

当社は、入居希望者の利便性向上および社内業務効率化の双方を実現させるべく、イタンジ様が提供する「申込受付くん」の導入を決定いたしました。今回の導入にあたっては、導入社数No.1の市場占有率、高い技術力、同じ三井不動産グループ企業の三井ホームエステート様での導入実績等も総合的に勘案したうえで、最も合理的な判断ができたものと確信しております。

不動産業界でのテック活用を鑑みますと、FAXに代表されるように未だ他業界と比してアナログなツールを利用している場面が目立ちます。その中で、「不足する労働力をロボットやITで補填する」という後ろ向きな姿勢ではなく、「積極的なデジタル技術活用による利益貢献」という前向きなマインドを持ち、イタンジ様のような若いエネルギーもお借りして不動産業界全体のデジタル化課題に微力ながらも尽力してまいる所存でございます。

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