損保ジャパン子会社のMysurance、イタンジの入居申込システムと連携した、火災保険の手続きをワンクリックで入居者に依頼できるサービスの提供開始

2023年12月07日

損害保険ジャパン株式会社(以下「損保ジャパン」)の子会社で少額短期保険業を営むMysurance株式会社(以下「Mysurance」)と、当社のグループ会社である、テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジ株式会社(以下「イタンジ」)は、2023年12月より、Mysuranceの賃貸入居者向け火災保険「ネットで賃貸火災保険」と、イタンジが提供する不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」をシステム連携し、賃貸不動産管理会社(以下「管理会社」)が火災保険の手続きをワンクリックで入居者に依頼できるサービスの提供を開始したことをお知らせします。

◆ 開発の経緯

一般的な賃貸借契約では、賃貸住居の入居契約時に行う火災保険の申込が書面による手続きのため、入居者は何度も同じ情報を記載する必要があるほか、管理会社には事務負荷が発生しています。また、多くの場合、2年ごとに更新手続きも必要になるため、入居者および管理会社にとって火災保険の面倒な手続きが課題となっています。
Mysuranceはこの課題を解決するために、1年ごとに契約を自動継続する賃貸入居者向け火災保険「ネットで賃貸火災保険」を、イタンジが提供する仲介会社利用率No.1 (※1)の不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」と連携しました。

◆ 本連携の概要

管理会社がイタンジ提供の「申込受付くん」の管理画面で「保険会社へ連携」をワンクリックするだけで、「申込受付くん」に登録されている入居者情報や物件情報がMysuranceの保険システムに連携され、入居者へ火災保険の申込案内メールが自動送信されます。
火災保険申込専用フォームには、入居者情報や物件情報が既に反映されているため、入居者は最小限の情報入力のみでなめらかに火災保険の手続きが完結します。
本連携により、火災保険の手続きを自動化し、管理会社および入居者の快適な賃貸借契約手続きをサポートします。 

 ◆ 今後について

イタンジとMysuranceは、デジタル社会に対応した不動産業界のDXに向け、賃貸不動産会社の業務効率化推進を⽀援し、⼊居者にとって利便性の高いサービスを提供してまいります。

◆ 「ネットで賃貸火災保険」概要(Mysurance提供)

家財や借家人賠償の補償はもちろん、入居者がお亡くなりになった場合の戸室修理費用や遺品整理費用の補償や、損保ジャパンの個人賠償責任保険(保険金額1億円、示談交渉サービス付(※2) )もセットされています。なお、保険料は月払いで、保険期間1年ごとに自動継続となります。

◆ 不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」概要 (イタンジ提供)

https://lp.itandibb.com/moushikomi-uketsuke/ 
⼊居希望者がWEB上で⼊⼒した申込に必要な情報や申込⼿続きの進捗を、賃貸不動産管理会社、賃貸不動産仲介会社、家賃債務保証会社、保険会社などに連携し、申込書提出から審査までのやりとりを効率化することができる、不動産関連WEB申込受付システムです。現在、「申込受付くん」による賃貸物件電⼦⼊居申込数は年間約87万件(※3)で、約1,600社で導⼊(※4)国内約70社の保証会社と連携(※5)し ています。

(※1) 「2023年引越しシーズン(1〜3⽉)における新型コロナウイルスの賃貸不動産マーケット への影響調査」 https://lmc-c.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/lmc_releace_20230726.pdf 関連プレスリリース:https://www.itandi.co.jp/news_posts/1104
(※2)国内のみ
(※3)対象期間:2022年4⽉1⽇〜2023年3⽉31⽇、関連プレスリリース: https://www.itandi.co.jp/news_posts/1058 
(※4)2023年1⽉末時点 
(※5)2023年3⽉時点

◆ 本サービス導入に関するお問い合わせ先

同日より「申込受付くん」を利用中の管理会社様で本サービスの利用を開始しました。
本サービスの導入を検討される管理会社様はMysuranceまでお問い合わせください。
MAIL:sys_marketing@mysurance.co.jp   

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