「ITANDI 賃貸管理」、不動産業界のオープン化の一環としてイタンジ初の賃貸管理データ提供サービスを開始

2025年08月26日

契約・物件・入出金などの賃貸管理データを出力可能なオプション機能として提供

株式会社GA technologies[GAテクノロジーズ](本社:東京都港区、代表取締役 社⻑執行役員  CEO:樋⼝ ⿓、 証券コード:3491、以下「当社」)のグループ会社である、テクノロジーで不動産取引をなめらかにするイタンジ株式会社(以下「イタンジ」)は、2025年8月26日より、賃貸管理の業務支援サービス「ITANDI 賃貸管理」の基幹システムセットにおいて、有効な契約や入金情報をはじめとする賃貸管理業務に関する集計元データを出力できる「スプレッドシート連携オプション」(以下「本サービス」)を提供開始いたします。
本サービスの活用により、不動産賃貸管理会社(以下「管理会社」)は、データ分析や他社システムへの連携のため自社の最新の賃貸管理データを出力・活用することが可能になり、業務効率化や意思決定の高度化を実現できます。なお、不動産賃貸管理データ提供機能を正式なサービスとして展開するのはイタンジとして初となります。

◆ 概要

賃貸における不動産取引では、物件の価格や需要などが常に変動し、膨大なデータを取り扱います。こうした不動産市場で適切な経営判断を行うためには、リアルタイムなデータ抽出や、企業ごとに異なるプロセスに即した合理的なデータ分析が求められます。

今回提供を開始する「スプレッドシート連携オプション」は、イタンジとして初めての不動産賃貸管理のデータ提供型サービスです。本機能により、管理会社は「ITANDI 賃貸管理」に入力された、契約・物件・家主・入出金情報など賃貸管理全般の自社データをスプレッドシートに出力できます。出力したデータは、解約率や入居率などの指標集計、自社に合わせた分析、業務進捗管理、他社システムとの連携、帳票作成など幅広く活用可能です。

これにより管理会社は、最新データを網羅的かつリアルタイムに取得でき、業務効率化と意思決定の高度化を同時に実現できます。

イタンジでは2025年2月に「すべての人の不動産インフラ」実現に向けたテクノロジー戦略を策定しました(※1)。この戦略では、要望や状況に応じた最適なデータの利活用などを通じて、不動産業界のオープン化を推進していく方針を示しています。本機能は、この「不動産業界のオープン化」に向けた取り組みの一環となります。

イタンジは今後も、不動産業界やその周辺領域をテクノロジーでサポートするインフラ企業となることで、不動産業に関わるすべての⽅々や入居者にとって安全で利便性の高いサービスを提供してまいります。

(※1)関連プレスリリース: https://corp.itandi.co.jp/news_posts/1336

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