〜6人に1人が、投資に関する情報収集や比較検討で生成AIを活用/投資で生成AIを使う際に求めることは「信憑性の高さ」と「手軽さ」〜
当社が運営するAI不動産投資「RENOSY(リノシー)」は、18歳〜69歳の男女1,984名に向けて、ビジネス、プライベートそれぞれの活用シーンにおける生成AIの実態調査を実施しました。さらに、プライベートで生成AIを活用している人の中で、「投資を現在行っている人」「投資未経験だが、情報を比較検討している人」(以下、「投資に関心がある人」)に対して、投資に関する情報収集や比較検討の際に、生成AIを活用したかの調査もしています。今後、生成AIを投資に活用するために拡充してほしい機能や、生成AIに任せたい作業についても調査を行ったため、あわせてその結果をお知らせします。
◆ 調査結果のポイント
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生成AIの活用率は?ビジネスでは41.2%、プライベートでは52.4%、
投資に関する情報収集や比較検討時は62.4% -
情報収集からアウトプットまで様々な目的で生成AIを活用
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61.9%が「今後も投資で生成AIを活用したい。」/生成AIに求める機能は「手軽さ」
◆ 調査結果詳細
(1)生成AIの活用率は?ビジネスでは41.2%、プライベートでは52.4%、
投資に関する情報収集や比較検討時は62.4%

ビジネスとプライベート、それぞれの場面で生成AIを活用しているか尋ねたところ、プライベートで活用している人(52.4%)がビジネスで活用している人(41.2%)を上回る結果となりました。生成AIがプライベートでより多く使われている理由のひとつに、スマートフォンのアプリを通じて、誰もが気軽に生成AIを利用できるようになったことが考えられます。

さらに、投資に関心がある人に向けて、情報収集や比較検討時に生成AIを活用したか尋ねたところ、62.4%の人が生成AIを活用したことがあると回答しました。
(2)情報収集からアウトプットまで様々な目的で生成AIを活用

続いて、ビジネス、プライベート、投資のそれぞれのシーンにおいて、主な利用目的を尋ねました。ビジネスでは「資料作成・文書作成」の48.2%、プライベートでは「情報収集・調査」の53.2%、投資では「市場動向やニュースの要約・分析」の39.1%がそれぞれ最も多い回答となりました。各場面における活用目的の共通点として、生成AIに問いかけることで、いくつものWebサイトを閲覧せずとも得たい情報を素早く収集し、それに基づきアウトプットを実行していることがうかがえます。
(3) 61.9%が「今後も投資において、生成AIを活用したい。」/生成AIに求める機能は「手軽さ」

投資に関心がある人に、今後の投資において生成AIを活用したいか尋ねたところ、61.9%の人が生成AIを活用したいと回答しました。(「積極的に活用したい」(21.2%)・「どちらかと言えば活用したい」(40.7%))

具体的に拡充してほしい機能として、「信頼性の高い情報源の提示」が48.8%と最も多く、「リアルタイムな市場データの反映」が34.3%、「個別の状況に合わせたパーソナルなアドバイス」が31.7%と続いています。この結果から、投資に関心がある人は、生成AIが提示する情報については、特に信憑性と即時性を重視していることが読み取れます。

さらに、将来、生成AIに任せたい作業や意思決定を尋ねたところ最も多い回答が「資産運用のリスク分析・管理」(31.3%)続いて「最適なポートフォリオの提案」(31.0%)、「税金・法制度に関するアドバイス」(30.7%)という結果となりました。専門的な知識を有する場面や、複雑な手続きが発生する場面において、生成AIを用いることで、より手軽に投資をはじめとする資産形成を行いたいと考える人が多いことがうかがえます。
◆ 総括
本調査を通じて、プライベート、投資に関する情報収集や比較検討で回答者の半数以上が生成AIを活用していることが分かりました。特に投資に関心のある人は、市場動向やニュース、トレンドの情報収集を主な活用目的としています。生成AIで素早く情報を収集し、アウトプットできる点が、これらを効率よく行うための手段として相性が良かったため、投資に関する情報収集や比較検討のシーンで生成AIの活用が広がりをみせたと考えられます。
また、人に代わり資産を管理する機能や、個別に合わせた資産形成のサポートなど、資産形成の手軽さを実現できる機能が、今後の生成AIに求められていること分かりました。
◆ 調査概要
調査期間:2025年8⽉1⽇(金)〜2025年8⽉4⽇(月)
調査パネル:株式会社GA technologies調べ、株式会社ジャストシステム Fastaskを利⽤
対象:18歳〜69歳の男⼥(学⽣・主婦・主夫を除く)
回答者数:1,984⼈
調査⽅法:インターネット調査
※本調査をご紹介や引⽤いただく際は、出所を明⽰していただきますようお願いします。
記載例:RENOSY調べ「生成AIの活用シーン別、実態調査」
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