その選択を、
正解にしていく

とにかくスポーツに没頭していたタイプの学生でした。地元広島では小中高とバスケットボールに熱中していました。県での優勝や、国体出場など、厳しい練習や理不尽に耐えた分、最高の経験をバスケを通じてさせてもらったと思います。

関西学院大学に進学してからは心機一転、体育会のラクロス部に所属しました。これまで積み上げてきたものをゼロにし、初心者としてスタート。大学生にもなってゼロから本気で新しいことを始めるのはどこか新鮮さもありました。4年時には主将を務めさせてもらい、日本一を掲げて取り組んだ4年間は今でも私の財産です。あらゆる苦難や試練を乗り越えてきた経験が、今となっては私の武器になっている気がします。

（写真中央）

新卒でサントリーHDに入社しました。初期配属は東京。これを機に関西の大学から東京へ上京してきました。念願叶って第一志望の会社へ入社、そして夢の大都会。誰もが知る会社の一員として働くことはとても誇らしく、夢のような時間でした。

社会人5年目で外資系生命保険の会社へ転職。自分のなりたい理想像に近づくため、勇気を振り絞りました。安定した大企業から、固定給のない完全歩合制の会社への転職は、人生を懸けたチャレンジでもありました。営業マンとして全国を飛び回り、管理職としてマネジメント業務も経験。

チャレンジしたからこそ見えた、華やかでもあり厳しかった当時の景色が、ビジネスマンとしての基盤を作ってくれています。

大手、外資と経て、なぜベンチャーに？　まさか自分がベンチャー企業に身を置くなんて思ってもいませんでした。ただあらゆる環境を経験したからこそ自信を持って言えますが、ここには自分が積んでいるエンジンをフルスロットルで回せる環境がいくつもあります。

これまでの人生はありがたいことに、作ってもらった組織や歴史や文化の中で、学生生活や仕事に励ましてもらいました。しかしここからの人生は、そんな歴史や文化を作る側にまわり、爪痕が残せる環境で挑戦したいと思うようになりました。

伸びゆく成長産業に携わりながら、どこよりも志し高い環境で、自分を試せるフィールドが山のようにある。ここしかないと思い、入社を決めました。

常に自分にも言い聞かせていることですが、
①素直であること ②気持ちのいい人でいること ③誰にも負けない活動量
この3点を公私問わず心がけています。

私もまだまだ何者でもありません。なのでこの3つだけは常に心がけ、吸収と実行を早いサイクルで回せる人であろうと思っています。

なりたい人物像や成功モデルは人によってもちろん異なりますが、自己実現のために必要な要素を明確にし、それを体現するための努力ができる人と共に働きたいと思います。

子どもの頃に描いたような夢や理想、今大人になってどれだけ語れますか？今一度、それを書き出してみてはどうでしょうか。その夢が叶う、もしくはその夢に近づける環境にぜひ飛び込んでほしいと思います。

日本一になりたいから強い部活に。有意義な学生生活を過ごしたいから楽しそうなサークルに。グローバルな人間になりたいから留学に。これまでも夢や理想に近づくためにいくつもの「選択」をしてきたはずです。

就職活動も同じではないでしょうか。「条件」や「規模感」に捉われず、自身の夢を叶えるための「直線距離」や「成長期待値」で次なる環境を選んで欲しいと思います。志し高く、夢語れる仲間と共に働けるのを楽しみにしています！